映画『羅生門』に心が溶ける

恥ずかしながら初めて見た。
原作は学校で習ったかな?覚えてないけど

いい映画だ、話はもちろん映像もいい。
作品を評価するほどの教養はないが、いい。

人の本質の話だ、身に覚えがありすぎる。
あらゆる行動は、弱さゆえ...

皆、己を守るのに必死だ。
そんな人の醜さを前に、どうあるか。
絶望を前にどうあるか。

己を律して生きるのか?
欲望のままに生きるのか?

自分を苦しめるのか、他者を苦しめるのか。
どちらも正しいとは言えない。

罪を憎んで人を憎まず、というが
それは己にも適応可能なのだろうか?

人々は私の罪を憎んでくれるのだろうか。
又、私は自分の罪を憎めるのだろうか。

そんなことを考えてしまう映画だったが、
不思議と心が溶けた。

これもまた、私の弱さなのだろう。
相変わらず、生き方はわからない。







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