【タワースタンプラリー】ツインアーチ138
全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2024年8月10日ツインアーチ138を訪れた様子をお伝えします。(2,465文字)
名古屋コーチンの卵かけご飯を食べそびれた朝
中部電力MIRAI TOWER訪問の続きです。
名古屋栄から宿のある小牧に地下鉄と小牧線で戻り、就寝しました。翌朝、筆者は趣味のジョギングを朝4時から楽しみ、宿の朝食で非常に有効なエネルギー補給をした(がっついた)のでした。朝食に名古屋コーチンの生卵が出ていて、卵かけご飯を勧められていました。でもお腹いっぱいになってしまって食べられなかったのです。1ヶ月以上経つ今も後悔の気持ちが晴れません。
ツインアーチ138への道
この日はツインアーチ138に上りました。小牧に宿を取ったのには戦略があり、1日目は小牧を拠点に電車で名古屋市内の2タワー、2日目はクルマで一宮に行ってそのまま名神高速で帰省先の滋賀県大津市へ向かう計画でした。1日目をこなす前までは完璧な動線と自信満々でしたが、東山スカイタワーの立地を考慮しなかったため大失敗しました。さて、2日目はどうなったでしょうか。
朝9時前くらいに小牧駅近くの宿からクルマで出発しました。途中、布袋の大仏(グラサン大仏)を車窓から見たり、コンビニで買い物をしたり、寄り道しながらでしたが、1時間強で到着しました。さすが名古屋は自動車社会ですね。車の流れが滞ることがありませんでした。
そうなると悔しいのが東山スカイタワーです。クルマで行けば名古屋ICで降りて5.5km、事故渋滞が無ければ20分もしないで到着したでしょう。ラリーストはしっかり下調べした上で回らないとダメです。
別世界みたいな素敵なタワー
タワーへのアプローチは、「タワー通り」と呼ばれる県道150号線を一宮市街地から北上し、木曽川の堤防を乗り越える途中に駐車場入口があります。
Googleマップを見ると、150号線を挟んで駐車場があるのがわかります。この駐車場は立体交差になっており、独特の動線です。一宮方面から入場する場合はまず敷地に入るランプで西側駐車場エリアに進入し、ロータリーで方向を変え、ツインアーチ138のある駐車場に進むと入場が容易だと思います。広大な駐車場ですから停められない心配は無用です。
ツインアーチ138基本情報
開館時間:9:30-17:00
※入館は閉館時刻の30分前まで
※施設が設定している夜間期間は21時まで開館しているそうです
休館日:月曜日(月によって異なります)、年末年始
入館料:500円(15歳未満は減額料金、各種割引あり)
https://www.kisosansenkoen.jp/~tower138/m138twinarch.html
スタンプは自分で押印スタイルです。エントランスの入場改札右側に受付があり、そこでラリーストである事を伝えるとスタンプ台を用意してくれます。日付はご自身で記入してください。
天界に住んでるみたいな気分
エントランスの改札を抜けてエレベーターに乗ります。エレベーターは東山スカイタワーと違い公共の施設らしい質実剛健とした雰囲気です。窓からツインアーチが見え、建物の構造がよくわかります。
展望室からの眺めは素晴らしく、標高約100mから濃尾平野が一望できます。周りに高い建物が無いため、山地が平野を囲む様子がよくわかります。遥か遠くに東山スカイタワーやJRセントラルタワーズの姿を確認できます。三英傑を生んだ場所ですから、この眺めを手中に収めた筆者は天下人です。もう「あがり」ですから、この展望室は天界と言っても差し支えありませんね。
ここの特徴として、年間パスポートを有効に使う人が多くいる事を挙げておきます。ツインアーチ138の年間パスポートが2000円で、比較的お手頃です。展望室にある喫茶店で飲み物が50円引きになる特典も付いていて、展望室の利用ごとにポイント付与があります。特に高齢者に有利な条件となっていますので、近所のご老人が喫茶室でまったり景色を眺めて過ごしていました。老後、もし筆者が一宮に住むことになったら年パスを買うに違いありません。
ゲームの中にいるみたいな景色も楽しい
この施設の駐車場が広い事をお伝えしましたが、動線が特徴的なので移動するクルマを眺めるのが楽しいです。スマホいじってる時に出てくる「駐車場に詰まったクルマを操作する」ゲームみたいなんです。
これだけ眺望が開けていると、記念写真を撮るのもゲーム感覚というか、景色の入れるのも楽しいです。昔よく見た「SNSに写真あげるためのフレーム」が置いてありましたので、二人で撮ってみました。筆者のスマホには一緒に写る機能が付いていないので、自分で合成しています。この作業もゲームっぽくて好きです。
名古屋はクルマで来るべし!
名古屋タワー巡りは体力的に厳しいものになりましたが、得られるものは大きかったです。1日目と2日目で移動手段を変えていたため、自動車の利便性を実感できました。名古屋市内は地下鉄網が発達していますが、それ以外の場所での移動は公共の交通機関だと厳しいかもしれません。ツインアーチ138もバス路線は繋がっているようですが、バスとすれ違うことがあまりなかったので便数は期待できなさそうです。
3タワーを巡って見聞を深めることができましたが、まさか景色以外から知識を得ることになるとは思いませんでした。名古屋はクルマで回るべし!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?