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洗濯機のオノマトペ

ズズズッ シャー ブーン キィーン
ポコポコ シュワシュワ ブオー ウィーン
シャバシャバ ヴォー

わが家の洗濯機の説明書には
「こんな音がしたときは」というページに
故障ではない音 としてこんなページが載ってました。

「やさしい日本語」開発当初のルールでは
擬音語、擬態語のどちらもNGでした。
近頃はアニメなどで日本語を勉強する人も多いためか
本当に音がしない擬態語のみをNGとしています。

雨が ポツポツ降る
雨が パラパラ降る
雨が ザーザー降る

これらの違いは、大学の留学生でも見分けがつきにくいです。
「やさしい日本語」の基礎講習会でも聞いてみるのですが
パラパラ降る雨と ポツポツ降る雨の
どっちが多いか、日本人でも迷う人が多いです。

調べてみると、「o」の音と「a」の音の語感は
「o」の音は狭い範囲、「a」の音ではより広い範囲を表すそう。

ポツポツ降る ポリポリ食べる ポロポロ落とす
パラパラ降る パリパリ食べる パラパラ落ちる

確かに文章にすると語感が少しわかりやすくなりますね。

日本語を勉強している外国人は
初中級ぐらいから擬音語や擬態語を学びます。
(下は擬音語、擬態語のテキスト)

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ひとつずつ言葉を覚え、意味を覚え、文例から語感を覚え
例文を作って勉強するのです。

日本人には伝わりやすい擬音語、擬態語は
かなり上級者でも難しい言葉
「やさしい日本語」では、使わないようにしましょう。

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