精神におけるプログレッシブオーバーロード
プログレッシブオーバーロードとは?
プログレッシブオーバーロードとは
「漸進性過負荷の原則」の事である。(以下POR)
では漸進性過負荷の原則とは?
筋トレにおいてはセット数または回数を前回よりも多く行う事である。
例えばスクワットならば
50kg×10 を3セット行った(行うことが出来た)
場合次回からは
55kg×10 を3セット で漸進性過負荷の原則が達成されたと言えるだろう。
ここからが本題である。
筋肉だけでなく精神にもPORは成されるのではないかという私の持論がある。一昨日思い付いた。(2024/7/31)
大半の人間はトレーニングにおいてPORを達成出来ていない。何故ならば筋肉の疲労よりも先に精神が「もう無理だ」と判断してしまい、余力が残った状態でセットを辞めてしまう。
では強靭な意志で本当に筋肉の余力が0までオールアウトすることが出来たならば?
筋肉がNOと言っても私がYesと言えたならば?
これは筋肉のみならず精神もPORを成したと言えるのではないだろうか。
私の体験だが1度でも本当に全てを出し切った、心の底から全ての力を今のセットに注ぎ込めた、と靖国神社の英霊達に誓えるほどの経験をすると次からの最大値がそこになるのだ。
「前回よりも1回多くできた!」「最終セットで疲労があるのにパフォーマンスが落ちなかった」など…。
つまり
限界を知る(体験する)→そこ(限界)を目指すようになる→常に自身の最高の(限界)パフォーマンスを発揮する為に取り組むようになる
こう言えるのではないだろうか。
「前回は5回出来たから今回も5回出来たらいいな…」等というふざけたマインドで取り組んでいては筋肉においても精神においてもPORは絶対に成されない。
「何がなんでも、死んでも6回やる」
というマインドセットで取り組まなければならない。しかし、そのマインドセットを初心者や始めたての人間に押付けてしまったらそれはただの思想家になってしまう。
自然とその人間がそのようなマインドセットになる為には精神のPORが必要だと私は考える。
そのためにはその人個人がトレーニングで成功体験やオールアウトを経験する必要がある。
その様な小さな成功体験が積み重なって大きな成功、大きな筋肉、そして人として大きな器になっていくのではないだろうか。
日本選手権ファイナリストやIFBB PROと一般人の違いとまで言うと大袈裟かもしれないが、ジムでのハルクのようなトレーニーとヒョロヒョロの腕をした貴方の違いは根本的な精神にある可能性は充分にある。
一度貴方の精神、マインドセットを見直してみるのも一興かもしれない。
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