遊戯王2020年1月リミットレギュレーション予想
はじめに
店舗代表戦の権利も取得出来、今月もうCSに出る予定もない消化試合状態なのでリミットレギュレーションの予想でも書いてみます。
2019.10~12月環境
これは2019.10月リミットレギュレーションが発表された直後の環境予想ツイートです。
この予想は大体当たってて
今期は
サンドラ、オルター、オルフェゴール、転生、未界域、エンディミオン、閃刀姫、ドラゴンリンクの環境となりました。
ほとんどは前環境からの常連組なのでサンドラオルター転生は今期も根強い人気となりました。一方で前期に環境外となっていたオルフェゴールが再注目され、全盛期から構築を大きく変えることで環境終盤である現在までシェアを伸ばし続けたことが印象的です。
エクストラパックの発売により注目の的となった未界域に関しては、思いの外シェアが伸び悩み、現在では環境分布は2軍以下まで人気が落ちました。それに反比例してエンディミオンが環境後期でシェアを伸ばし今では環境デッキの一角となっています。
また、前回のリミットレギュレーションで弱体化されたドラゴンリンクですが、先攻の勝ち筋であるガンブラーのハンデス展開は健在であり、リンクヴレインズパック3収録のユニオンキャリアーによって強化されたこともあって、未だに環境での立ち位置を確立し続けており、無視出来ない存在となっています。
【閃刀姫】【オルターガイスト】【サンダードラゴン】はここ1年以上環境に居座り続けているため、環境の御三家的な立ち位置となっていますが、その中で閃刀姫に関しては未界域やエンディミオン等の不利対面な展開デッキの台頭により今期は減少傾向にある印象です。
結果としては3ヶ月間、デッキ分布の変動はあったものの決まった環境トップは存在せず、プレイヤー個々が自分の好みの環境デッキを選択できる良い環境だったのではないかと思います。
しかしながらリミットレギュレーションの変更は来てしまうので、名残惜しさはありますが予想していきます。
リミットレギュレーション予想
今回の改訂の方針ですが、環境デッキの中でも特に凶悪なゲームスタイルを取る【未界域】【ドラゴンリンク】に強めの規制が入り、残りの環境デッキに対してはデッキを殺さない程度のメスが入るのではないかと予想します。
4月から遊戯王は11期に突入し新アニメが始まることで新たな召喚方法が導入されることが考えられます。現在の環境デッキの多くは長く環境に居座った10期の顔となるデッキのため、この1月の改訂では弱体化に止め、4月の改訂でデッキの核に触る大幅な規制を入れることで新時代の幕開けとなるのではないでしょうか。
★禁止
(規制)
トポロジックガンブラードラゴン
守護竜エルピィ
★制限
(規制)
クイックリボルブ
終わりの始まり
成金ゴブリン
暗黒界の術師スノウ
雷龍融合
スクラップリサイクラー
★準制限
(規制)
強欲で金満な壺
転生炎獣の炎陣
(緩和)
召喚獣メルカバー
ベビケラサウルス
ユニコールの影霊衣
★無制限
(緩和)
EHEROシャドーミスト
名推理
改訂予想の理由
★禁止
トポロジックガンブラードラゴン(3→0)
原因:ドラゴンリンク、未界域
前期から使用され続け、ゲーム性を著しく破壊しているため。
守護竜エルピィ (3→0)
原因:ドラゴンリンク
あらゆるドラゴン族モンスターを特殊召喚できる効果により、リンク数を大幅に伸ばすこと、安定感に貢献しているため。
★制限
(規制)
クイックリボルブ(3→1)
原因:ドラゴンリンク
特殊召喚できるモンスターの選択肢が多く、1ターンの発動回数の制限も無いことからドラゴンリンクの展開力、安定感に貢献していた。チューナーをリクルートすることでハリファイバー、レベル4モンスターをリクルートすることでアザトートに繋げることが可能なため、今後の展開デッキでも悪用され続けることが予想されるため。
終わりの始まり(3→1)
暗黒界の術師スノウ(3→1)
原因:未界域
未界域デッキの強力な性質は未界域モンスターの効果で捨てられたカードがマイナスにならない効果を持つ場合、手札を減らすことなく展開し続けれる点だ。スノウはターン1制限もなく捨てることでベージやブラウ、グラファ、取引等の未界域モンスターと相性の良いカードをサーチ出来るため、未界域の安定感と展開力に貢献していた。
終わりの始まりは3ドローという非常に強力な効果を持っているが、未界域デッキにおいて展開途中で発動が容易な点と未界域のドロー効果によってデッキを掘り進めることによって引き込むことが出来たので枚数を制限する必要があると感じた。
成金ゴブリン(3→1)
原因:閃刀姫、エンディミオン
環境に魔法カードの発動をメリットとしたデッキが増えたため。閃刀姫に関しては規制の必要はないが長く環境に存在するデッキであることと、エンディミオンの台頭により間接的に弱体化する形に。
雷龍融合(3→1)
原因:サンダードラゴン
超雷、雷鳥を制限としてもなお強力なテーマであるため、これらの制限カードを循環させれる雷龍融合を規制されると予想。
スクラップリサイクラー(3→1)
原因:オルフェゴール
オルフェゴールはディヴェルにアクセスするだけで強力な展開を行うため、終末の騎士、マーメイドのように1枚でオルフェゴール展開が出来ることカードの規制が考えられる。
★準制限
(規制)
強欲で金満な壺(3→2)
原因:オルター、サブテラー等罠デッキ全般
エクストラデッキを使用しないデッキにおいて採用率が高く、これらのデッキを規制する上でデッキを殺さず効果的なため。
転生炎獣の炎陣(3→2)
原因:転生炎獣
元々安定感が高いデッキであり、サイバネットマイニング等の優秀なサーチカードがあるので安定感を落とすというよりも、特別強い動きの発生率を落とす目的での規制。
(緩和)
召喚獣メルカバー(1→2)
ベビケラサウルス(1→2)
ユニコールの影霊衣(1→2)
かわいそうなので。
★無制限
(緩和)
EHEROシャドーミスト(2→3)
名推理(2→3)
どうでもいいので。
さいごに
色々思うことはあるかと思いますが僕の予想はこんな感じです。
ここしばらくの遊戯王は群雄割拠していてプレイングや構築力が活きやすい良ゲーだと思いますが、個人的には「新テーマ出た!強い!環境!」な遊戯王も好きなので、そのハードルを下げるためにも程よい規制があればいいですね。