透明なフリージア
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現在『note』で連載中の『皐月物語』を『透明なフリージア』と改題して、小説投稿サイト『小説家になろう』に重複投稿しました。他の投稿サイトへの投稿も検討中です。
今後の投稿方針としては『note』で『皐月物語』の続きを先行して投稿し、『小説家になろう』には遅れて発表していこうと思っています。
『小説家になろう』に投稿するにあたり、『皐月物語』の原稿を改稿しています。以前から『皐月物語』をずっと手直しをしたいと思っていました。これを機会に少しずつ拙いところを書き直していこうと思っています。改稿した文章は『note』にも反映させてあります。よって『皐月物語』と『透明なフリージア』は全く同じ文章となっています。
『透明なフリージア』に改題するにあたっては二つの考えがありました。
まず一つ目は『皐月物語』という題名が(仮)くらいのつもりでつけたものだったことです。主人公の藤城皐月の物語ということで『皐月物語』という表題にしたのですが、源氏物語っぽくて割と気に入っていました。でも、やっぱり仮題なのです。もっといい題をつけたいと、ずっと思っていました。
二つ目の理由はメジャーな作家さんとタイトルがかぶってしまったことです。こういうことはよくあることなのかもしれませんが、なんとなく気持ちが重くなってしまうのです。ならば『皐月物語』を『藤城皐月物語』にしようかとも思ったのですが、こうなるとちょっと冗長になってしまいます。
そんなわけで、『皐月物語』を『透明なフリージア』に改題しました。
『透明なフリージア』は主人公の藤城皐月の性質を、花言葉にのせてみました。
フリージア全体の花言葉は「あどけなさ」や「純潔」「親愛の情」「期待」。あと色ごとにも意味があって、白は「あどけなさ」、黄色は「無邪気」、紫は「憧れ」、淡紫色は「感受性」、赤は「純潔」。
著者としては主人公の藤城皐月をこういった少年として描きたいと思い、表題を『透明なフリージア』に改題しました。
ちなみに透明なフリージアなんて花はありません。あったらどんな花言葉になるのでしょうか。そんなことを想像していると楽しいのです。
透明な花といえば山荷葉がありますね。普段は小さな白い花なのに、雨に濡れるとガラス細工のように花びらが透明になるそうです。
サンカヨウの花言葉は「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」です。もし透明なフリージアが存在するとしたら、サンカヨウの花言葉の意味をのせてみたいと思っています。