‡:‡ 本のかおり ‡:‡ ブックイベント「敷島。本の森」2023
5月27日、28日の2日間、前橋市の敷島公園内で開催されたブックイベント「敷島。本の森」に子供と出かけてきました。
たまにしか見ないSNSでチェックしていたショップが、こぞってイベント出展のお知らせを投稿していたのです。
「行きたい!」と思った時には、週末の予定を確認する瞬足ぶり。
偶然のタイミングを上手くキャッチできたようです。
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詳しい場所の案内がなく、当日は唯一の手がかりである松林の中を子供と一緒に歩きました。
途中、遊具で遊び出す子供に早く行こうと急かすも、聞く耳持たずで足止めを食らう始末…。
ため息とともに遠くへ視線をやった先に、何やら人の集まりが見えました。
あの場所に違いない!
どのショップも松林の木洩れ日が差し込み、キラキラしています。
一番手前にあったショップから見て回りながら、私はある本屋さんを探していました。
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まだコロナの波が幾度も押し寄せていた頃、北軽井沢のルオムの森に遊びに行った時のことです。
歴史ある洋館がリノベされ、1階にカフェやショップが入っていました。
その一角に本屋さんのスペースがありました。
「おむすびブックス」と看板が出ていました。
こじんまりとした場所でしたが、逆にギュっとつまった感じが窓越しの景色と馴染んでいてとても素敵だったのです。
お客様に選書をされているのをSNSでお見かけしていたので、いつかお会いて、選書してもらいたいと夢が膨らみました。
ルオムの森を訪れてから1年も経たないうちに、お会いできるなんて!
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お店のアイコン、おむすびの看板を見つけた時は、駆け寄りたい気持ちになりましたが、一旦落ち着くために本を選びます(笑)。
会計時、店主さんに選書の話を伺ったところ、選書シートの用意がないため、後日、SNSを通じての選書を提案していただきました!(ありがとうございます!)
意気揚々とショップをあとにして、うろうろしていると、これまた素敵なショップがありました。
世田谷・豪徳寺の七月堂さんです。
飾られていた詩集を見たあと、
パステルカラーのえんぴつが売られているのに気づきました。
一本一本に短い言葉の表現が刻まれています。
短歌かな?と思ったのですが、字数が違う…。
どのくらい本の森にいたでしょうか。
近くの遊具で遊び疲れた子供が「帰ろう」と迎えに来ました。
松林の木立を抜けると、暑い日差しが容赦なく降り注いでいます。
この日は敷島公園の「ばら園まつり」も開催しており、大にぎわいでした。
待たせたおわびにバラソフトを買うと、てっぺんから食べはじめて満足そうです。
私は子供とばらを重ねて見ながら、本の森をあとにしました。
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