目の穴

今日は本当に最悪の日だと思います。電車で、たまたま座れたんだけど、もうそこから一回目を閉じて開けたら会社の最寄りになっていたから、降りました。そして昨日より一本遅い電車だったので、はやあしはやあるき
顔に風が当たるのでここまでは、人間でいられました。外で動いているときは暑いけど風が当たるので涼しいです。でも会社に着いた時はもう汗がだらだらで嫌でした。出勤の打刻はギリギリ3ふん間にい合いました。今日はなんとなく、”そう”なるんだろうなという、あきらめと、不安と、確信に似ている感覚で、まずExcelろ開きました。他の社員の出欠も一応見ておこうかと思いました。そのあと一度、外線を無視しました。一度目を閉じてみようと思いました。半分はもうどうでもいいやと、まどろみに身を任せたい思い、もう半分はもしかしたら、ただ眠いだけで今日は大丈夫な日かもしれないという期待でした。次に目覚めたとき私はよだれを垂らしていました。誰に見られていたかも分かりません。恥ずかしいようなちょっと面白いような気持ちで、急いでよだれを拭きました。もうさすがにいたたまれなくなってトイレに行ってトイレで寝ました。足がしびれて目が覚めるので様々な体制で寝ました。ガクッと後ろに首がなるのは怖いです。しゃがんで、壁に寄りかかって寝るのが一番いいです。脚がしびれる頃に起きられるのはうるさくないアラームみたいだし、後ろにガクッとなることもないです。まだ目の周りがもやもやしているような感覚があります。本当に耐えられない時の10分の1くらいです。昨日は1日中これくらいだったのであくびが良く出るだけで落ちてしまう事はありませんでした。本当に耐えられない時は目の少し上(瞼ではない)がズッシリと重くなってきて、おでこの方や手とかがじんわーりと温かくなってきます。そして手を握ろうとしても弱い力で震える事しかできません。体がカチカチに動かないのに、感覚はフニャフニャしているので、体の表面だけそのまま固まって中身のほうではドロドロしているみたいになります。さなぎのようなイメージです。実際は力が入っていないだけなのだと思いますが、一回目の眠気でトイレに逃げ込むことは、今日はできませんでした。目の上が重くなって目の下に穴が開いて、ダムの穴の様にそこからフニャフニャの体が段々その穴に吸い込まれて行って裏返しになってしまいます。その途中で瞼を開けようとすると世界の色が違って見えます。今日はパソコンの白い壁紙が、やっぱり青色に見えました。私は驚いて後ろを振り向きました。パソコンの画面以外は普通の色でした。スマホも見ておけばよかったのですが忘れていました。その時は目の穴から少しだけ体が出ているような感じです。でもまたすぐに体が裏返しになります。

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