Amazon仕様変更のこと

新年早々、Amazonがやらかしてくれた。

商品ごとの出品者一覧ページにアクセスすると、アクセスがリダイレクトされて商品詳細ページにとばされるようになってしまったのだ。

何が問題かというと、この仕様では通常の方法ではWebスクレイピングで出品データを取得することができない。

スクレイピングは規約で禁止されている(はずな)ので文句言う権利のないことは重々承知しているのですけれど。

しかしねえ、一応出品者向けのAPI的なMWSというのが提供されてはいるんですが、これが本当に使えない。

商品ごとの最安値を取得するという機能はあるのだけど、その出品者を特定することができないのがつらい。(出品者の名前やIDはわからないのに、その評価数と高評価の概算%だけは取得できるという謎仕様)

これの何が問題かっていうと、例えばDVD-BOXの最安値をとってくると、「レンタル落ちのDVDをまとめただけの商品」の値段をとってくるんですよ。

本来カタログと仕様の異なる商品を出品するのはAmazonの規約違反のはずなのだけど、平気な顔で正規商品と海賊版商品を紐付けするAmazonがそんな取り締まりをするはずもなく、大量のレンタル落ちDVDセットがDVD-BOXカタログの最安値に野放しになっている。

DVD-BOXを「レンタル落ちのDVDセット」と同じ価格で販売できるわけないでしょう?

そういう時に「1番目の安値は無視して、2番目の安値にあわせる」というような処理ができないのが本当につらい。泣きそう。

まぁぐだぐだ言っても仕方ないので、なんとか対応するしかないのだけど、とりあえず現時点では適当な対応も思いつかず途方に暮れている。いちいち目視で確認するか?どれだけ時間かかるんだろう。

昨年末にAmazonへの不信感が高まっていると書いたが、新年早々こんなお仕事を与えていただけるとは流石です。全知全能のあまぞん神に感謝いたします。

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