今年の5冊

今年の5冊(2017/12~2018/11)を選んでみました。ご参考になればと思います。

『優生保護法が犯した罪――子どもをもつことを奪われた人々の証言(増補新装版)』。今年はこれを選ぶしかないでしょう。国賠訴訟で国は責任を認めてほしい。②『選べなかった命――出生前診断の誤診で生まれた子』。出生前診断で「異常」がないと誤診され、産まれた赤ちゃんは障害をもっていた。夫婦は医師を訴える。さて…。③『障害のある先生たち――「障害」と「教員」が交錯する場所で』。インクルーシブ教育は児童生徒学生だけではありません。障害者の就労問題としても読めます。④『幸せのマニフェスト――消費社会から関係の豊かな社会へ』。欲望がさらなる欲望を生み出す米国型経済体制で果たして私たちは幸せになれるのか?⑤『貧困の戦後史――貧困の「かたち」はどう変わったのか』。「貧困」の歴史と背景を丹念に追っています。

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