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40代の終え方と50代の始め方

40代について、振り返る機会をいただきました。
きっかけは、下記の企画。
ドイさん、機会いただきありがとうございます。

ビジネスマンとしての40代。

振り返ったうえで、何を書こうかと考えました。しかし、
私自身の40代を振り返ったところで、
恐らく、

誰の役にも立たない。

と気づきました。
40代前半だった5年前は

・リモートワークなんてありえない。
・重要なことは喫煙室で決まる
・働き方改革?なんだそれ

な世の中でした。そんな時代での学びは
今の時代には害になるかも。

コロナ禍は、前提を大きく変えました。

なので、振り返りはほどほどに、
50代をどう迎えるか?どうあるか。

今思うことを書きます。


40代とは、なんだったのか

40代を振り返ると、好奇心が大爆発した年代でした。

これは、本当にラッキーでした。

やってみたい、と思って手を挙げたこと。
たまたまが重なって、
やってみたいことができたこと。

やっていくことでこれまでの人生には
関わることがなかった方々と出会い、

知らない世界にまた好奇心がくすぐられ、
やってみたい、と思って手を挙げる。

(以下、略)

手を挙げなかったら、好奇心は爆発せずに
日々の生活に満足してたかもしれません。

きっとそう過ごしてたら、50代は
不安で仕方なかったでしょう。

具体的には、
情報システム部門に所属して40代を過ごしつつも、
以下のような変化ができました。

・社外向けの新規事業に関わる業務ができるとは
・大学以来、MBAに興味持つなんて
SUNABACO の存在を知れるとは
  で、3種の講座を受けるなんて
・ 𝕏(旧Twitter)やってるなんて
・副業に興味もつなんて
・1円稼ぐのがこんなに大変と知るなんて
・noteを50記事以上/1年以上続いてるとは
・残業が、月に0~10H程度になるとは

な感じです。
上記の経験、もしかしたらできなかった。と振り返った時、
血の気が引いてました。危なかった。


そう、
ラッキーも重なったんですが、
ラッキーを得たのは動いたから。

もし、40代に何か伝えるとするなら、

「カラダ痛くても動きましょう」

です。

50代への助走

あと数年で50代です。50代ってちょっと難しくて。

「あの人のような50代になりたい」と思える人が
とても少ないんです。周囲に。

歴史上、人生50年、と言っていた時代もあったほど。
世が世なら、もはや人生は終焉です。

企業の中にいる50代は、定年がすごくリアルに
感じられるからか、「逃げ切ろう」オーラを
全開にしてる人が一定数います。

・今さら新しいことやりたくない
・なんで俺がやらないといけないの
・したくない。やりたくない。
 失敗して評価下げたくない

みたいな。

逆に、60代はアクティブ。
役員としての責任感や、
定年再雇用により重責から解放されるからでしょうか。

50代とどっちが若々しいか、といえば
60代だったりしませんか?

ちょっと話ズレましたが、
主張したいのは、

50代、「ああなりたい」よりは「こうなりたい」と、
自分でなりたい姿を決めないといけないです。

環境によって、人は変わります。
もし、好奇心大爆発、な勢いがない環境にいたら、
いつかは勢いがなくなります。

その人生を選択するのもアリです。
ただ、無意識で流されるのではなく、

その人生は望んでる人生か?と、自問する必要があります。

NISAや年金額、ローンの残高の会話が多い環境がいいか
年金以上の収入ゲットのために学ぶ刺激ある環境がいいか

どっちを目指すか、は今、考えることができます。
40代からやるメリットは、"トライアンドエラー"ができる点。

一度始めた「こうなりたい」が、もしうまくいかなかったら
二度目の「こうなりたい」に再チャレンジできます。

つまり、
早くやればやるほどチャレンジ回数が増えます。

チャレンジの結果、「これだ!」が見つかって
50代から取り組めると、理想的です。

だから私は今、いろいろチャレンジしてます。
チャレンジするのは、年齢は問いません。

もし貸したら、そのチャレンジの先生は、
年下かもしれない。いや、年下でしょう。

その年下でも成果を挙げている人から
素直に教えを乞い、
型を教わり、
その型をくずさず実践する。

自分のこだわりは、上記には要りません。
これ、難しいですよ。

50代の作戦は「いのちを大事に」


50代を過ごすには「無事是名馬」のとおり、

倒れないこと
大病を患わないこと

が最大の作戦になるでしょう。

50代、倒れてしまう人の数も割合も増えます。

倒れたら、これまでのキャリアは大きく変わります。
従来のキャリアパスは大きく方向転換するでしょう。

だから、倒れないように過ごす必要があります。
「倒れない」は難しくても
「倒れにくい」ように過ごすことはできます。

・・
・・

じゃあどうするか。
考え方としては、

自分自身のアクセルを踏み込みすぎないこと
・自分の中に持つブレーキを踏まないこと

ではないでしょうか。

初速は、体に負担がかかります。
加速をするから、行き過ぎた場合にブレーキを踏みます。

ブレーキ踏んで止まったら、更に動きだすために
動き出すパワーがなくなり、
「もういいや」とあきらめたり。

そうではなく、

一旦動き出したら、止まらずに動き続ける。
止まる頻度を減らすことで、初速の機会を減らすこと。

50代は、上記のように瞬発力より
持久力で動き続ける。

そのエネルギーは好奇心。
大爆発より、継続に使います。

ドラクエの作戦「いのちを大事に」のように
心身を気にしながらも前進する。

私としては
50代の生き方はそうありたい。です。

(補足)

もっといい作戦が思いついたら
すぐ、変えますけどね。
でも、今は「いのちを大事に」がベターだと
感じてます