今すぐに部下の残業時間を減らす方法
「働き方改革の流れで、部下の残業時間を
減らさないといけない。でも、
やること多い…」
って悩んでるマネージャーの皆様にもできる、
【ちょっとした配慮だけ】で
残業時間を30分ほどは減らせる
残業時間削減方法をお伝えします。
お金はいりません。
読んでいただいたらすぐに実践できます。
ただ、マネージャーの皆様からすると
「めんどくさい」と思うかもしれません。
はい、めんどくさいです。
めんどくささと、部下の残業時間の低減
天秤にかけていただき、
部下の残業時間の低減のほうが
比重が重いのであれば、
ぜひお試しいただけたら幸いです。
例外は、緊急度の高い案件です。
残業時間が…とか言ってられない
一刻を争う案件、例えば
・人の人生がかかる案件
・お客様の信用を無くしかねない案件
は、対象外とさせていただきます。
ご容赦ください…
残業時間を低減できるちょっとした配慮
ちょっとした配慮、それは、
定時時間を超えたら、
①メールやチャットが部下に届かないようにする
②頼みごとをしない
です。
もう少し詳しく解説します。
①は、
あなたが新人の頃を思い出していただけますか?
上司からのメールやチャットは、
時間外でも届いたら、
つい見ちゃいます。
「メール送ったのに、あいつは無視した」とか
陰口を叩かれるのがイヤだからです。
そんな隙を見せたくないんです。
で、メールやチャットに記載してあることで
関係があり、かつ、
1時間ほどあれば終わりそうな案件は
その場でやっちゃいます。
明日も多忙だ、または、多
忙になるかもしれない。と考え、
当日のうちに終わらせようとする人はいます。
全員とは言いませんが、一定数はいます。
別に〆切は明日でもないのに。
そう、
残業時間にするほどの緊急度や重要度ではないのに、
上司が定時以降にメールを送ってきた、という
事実が
緊急度や重要度を相対的に高めるんです。
結果、残業時間が増えます。
急がないなら、
翌日の定時時間内でもいいはずです。
上司にこの配慮ができるかどうか。
一方、
「そうはいってもそんな配慮できる時間がない」なんて方も
いらっしゃるでしょう。
そんなときは、ツールを活用します。
送信時間をタイマーで予約。
→定時時間内に送信するように設定する
んです。
Windowsのビジネスツールである、Outlook やTeams を例にすれば、いずれも
「タイマー設定の送信」機能はあります。
メールの場合は、"下書き"保存として、
翌日の定時時間内に順次送信する、
も可能です。
・・
②頼みごとをしない なんですが、
こんな経験、ありませんか?
定時退社日の退勤時
間際の30分間って、高頻度で依頼がくる。
これと同じです。
"モヤモヤすることを、依頼してスッキリと
翌日/休日を迎えたい"
という、
自己都合を優先した依頼タイミング。
依頼したほうはスッキリでも、
上記の依頼を受けた人は、
モヤモヤしたまま帰宅します。
週末の金曜日だったら、
そのモヤモヤは週末ずっと残ります。
それがイヤなので、残業してでも
・モヤモヤを減らそうとしますし、
・キリがいいところまで進めよう
とします。
結果、残業時間が増えます。
上司に配慮できるのに、部下に配慮できない人
上記で示した、
ができない人って、誰にでもできないのか、と
いうとそうではない。
私の周りだけかもしれないんですが…
(もっとデータと分析が必要です)
上司には、配慮できるんです。
部下には、配慮できないんです。
なぜなんでしょう。
よくわからないので、
これ以上の追求や推察は避けますが、
私個人としては
上司にも部下にも配慮できる人でありたい。
職位や年齢とかで
配慮の程度を変える必要はない。
と考えてます。
・・
・・
部下の残業時間を減らしたいとお悩みな方に
何らかのヒントとなれば、さいわいです