AIの力で映像制作がここまで進化!Luma Dream Machineレビュー
Luma AIがDream Machineというtext-to-videoを公開しました。Xに投稿されている動画が、(SoraやKlingを除き)今までの動画生成AIの中でもかなり品質が良いということで注目されています。
以下のリンクにアクセスし、[Try Now]ボタンを押下することで利用できます。現在は、5秒の動画を無料で生成できるようです。私が試したところ、8個の動画を生成したら、Maximum Limitとなり、それ以上生成できなくなりましたので、上限はあるようです。
実際に生成してみた
Luma AIのDream Machineを実際に使って動画生成してみました。
まずは、喧嘩するカップルです。表情は表現できていますね。ビンタするように指示したのですが、ビンタしておらず、手の表現もおかしいですね。ただ、シチュエーションは完全に表現できているようです。
次にリトルマーメイドの世界を出力しました。先ほどの動画に比べて、動きが単調なためか、綺麗に生成できています。あと、人魚姫がリトルマーメイドにそっくりなので、ディズニーのデータも学習に使っているのでしょうか(笑)
次はファンタジーの世界を出力しました。大量の人も生成できていますが、体が混ざり合ったりしているので、ダイナミックな動き+複数人は、まだ苦手なように感じます。
先ほどのファンタジーの動画にStable Diffusionでよく使われる品質向上のプロンプトを混ぜてみました。多少品質が向上したでしょうか。まだまだ検証不足です。
他の生成事例
X上で注目された他の生成事例をピックアップしました。
まずは、Dream Machineを上手く使い、美麗な映像を出力したKaku Dropさんの動画。アーティスティックですね。
次にアニメの生成を試みた事例。破綻していますが、将来性は高いという認識でした。
こちらは、元画像をMidjourneyで作成し、その画像を基に動画生成した事例。元画像があると、品質が上がりそうです。
こちらは、Midjourneyの画像を使用して生成した動画と、元画像なしで同じプロンプトで生成した動画を比較している事例。元画像がある方が、若干品質が高いでしょうか。
SoraやLuma AIの動画生成の構造を推測していらっしゃる方がいました。3Dで学習させていることで今回のレベルまで向上できたようです。
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