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人を動かすビジョンワードを作るために利用した考え方

AQUARINGの古田です。
プロジェクトマネージャーとして、お客様含めてプロジェクトチームのメンバーが100%力を出し切るためにどうしたらいいか?そういうことを日々考えながら仕事をしているタイプです。

さて、AQUARINGはデジタルコミュニケーションを中心としたお仕事が多いですが、中長期に渡るお客様との関係を築いていく中で、デジタル・リアル問わなくなってきています。
今回、そんな様々なお仕事の中でも、お客様の長期に渡る施策計画を社員含めて一丸となって取り組むためのビジョンワード開発で活用した、2つの考え方について紹介します。

ゴールデンサークル理論

ゴールデンサークル理論は、ビジネスのコンセプトやマーケティングなど様々な分野で「なぜそれをやるのか?」を定義するために活用されています。私たちもビジョンワードを開発するために、ゴールデンサークル理論を活用しました。

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ゴールデンサークル理論は、ネット上にたくさんの情報があるので、2009年の「TED Talks」でサイモン・シネック氏がプレゼンテーションを行った動画を紹介しておきます。

お客様の施策計画のうち、ターゲットユーザーに響く部分は何か?

お客様の施策計画を次のように分解していきました。

WHY:施策の背景をしっかりとヒアリング。
HOW:それをどう実現するか、を紐解く。
WHAT:何を実行するか、を明確にする。

今回は、議論した結果、HOWの部分をビジョンワードとして開発することが望ましい、と結論になりました。

視点と表現の四象限で方向性を考える

ゴールデンサークル理論は何を伝えるのかを検討するために利用しましたが、アウトプットとなるワードが従業員に伝わらなければいけません。
説明的な文章や資料では一時的に理解しても、長期に渡りそのビジョンを意識することは難しいものです。覚えやすく端的に伝えやすいワードを開発するために、私たちはどういうトーンにするかを視点と表現の四象限で考えました。

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視点について

Purpose型:インサイト・アウトのアプローチ
私たちがなすべきこと。これからの私たちが社会に起こす変革や果たしていくべき行動にフォーカスする。社員がビジョンに共感するエネルギーになる。
Identity型:アウトサイド・インのアプローチ
私たちのあるべき姿。未来に向けての自分たちの状態にフォーカスする。想像しうる未来を想定し、どのような考え方・姿勢で未来に臨むべきか。

表現について

Moonshot型
より具体的な未来像を描くことで、誰もが共通のあるべき姿認識しやすくする。視覚的なイメージが湧いていくるコミュニケーションにすることで、理解の速さと正確さを高め、自らの行動や考え方、ビジネスを律する羅針盤の役目を果たす。
Story型
保有する技術や事業ドメインがどのように未来に昇華されていくのかという部分にフォーカスし、今と未来をブリッジするビジョンにすることで、普遍的な価値を感じながらも新たな価値観につながっていく物語を感じることができるもの。

視点と表現の掛け合わせ

視点と表現それぞれの意味を掛け合わせることで、より深みのあるワードを目指します。

1. Purpose型 × Moonshot型
2. Purpose型 × Story型
3. Identity型 × Moonshot型
4. Identity型 ×Story型

トーンの方向性は見えてきたでしょうか?
どの方向性にするかは、お客様の企業文化・施策計画の内容によって変わってきますが、闇雲にワードを書くのではなく、意味を持ったワードを開発することが重要です。

まとめ

今回、長期の施策計画で利用するビジョンワード開発で活用した考え方を紹介しました。ぜひ、活用してみてください。

ゴールデンサークル理論
どの部分にフォーカスしてビジョンワードを開発するかを決める。
視点と表現の四象限
どういったトーンでビジョンワードを開発するかを決める。


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AQUARING所属のプロジェクトマネージャー。 背番号は10に憧れています。