カルマに勝つんだ

かつては目に見えなかった筈のカルマが情報社会により実体を持って多くの他人による罪と罰で共有されるようになった。
誰もがカルマを持っており、それが一度他人の目に触れればその分の罪と罰となって誰もを襲う。
己のカルマから目を逸らし他人の罪を罰する彼らもいつかカルマに追いつかれるのだろうか。
しかしそのカルマに追い付かれるとしたらそれはただ一人にでは無く、罪と罰を共有した全てに訪れるかもしれない。
そうなった時にはきっと、その罪と罰の重さには到底耐え切れるものではないだろう。

「ついについに振り切ったかにみえても
カルマ特別委員会は追いかけてくる
逃げたって隠れたって無駄だな
太陽と月だって奴らの味方だ」

THA BLUE HERB   路上


路上が胸を刺す因果な時代だ。

今も、きっと昔もカルマからは逃げられないのだから向き合うしかない。

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