yarinaoshitai ichikara

中一からやり直したい

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中一からやり直したい

最近の記事

あの子の分まで

こんにちは、こんばんは。中一からやり直したい。 唐突にフィルムを現像すれば、数年前付き合っていた彼女が出てきた。 あの子はたしか6歳年上で、ショートヘアーがよく似合う子だった。 長野県の八ヶ岳連峰、とある湖近くの原生林とともに。 その頃の彼女への想いといえば、ひたすらに僕を好きになってもらう事だった。どちらかといえば僕の猛アタックで付き合うことになったから、彼女からしたら可愛い年下くんくらいにしか思っていなかった。だから本気で好きにさせたくて、僕はずっと無理をしていた。

    • 最近音楽を聴けなかった。

      こんにちは。中一からやり直したい。 最近音楽を聴けなかった。 最近音楽を聴けなかったわけじゃない。 惰性でとりあえず聴いてたみたいな。できる限り音楽を聴けるタイミングがあれば、なにか聴いていたい身分だから。 でも徐々に耳に馴染むものを選択できるようになってくる。そうなれば自然と気にならなくなる。 解散。美しいものなどない。僕らは常に醜い事を忘れるな。忘れる。僕らは常に醜い。 出会うものすべて。 醜い人生、美しい僕ら。 裸で生まれて裸で暮らす。 欲望色のしとやかな獣。

      • 冬の女神について

        中一からやり直したい。 冬がやって来た。本格的な冬だ。 自転車を漕いでいる生活(通勤)なもので、四季折々の空気感を感じ取るには長けてきたんじゃないかとこの頃思う。今年は暖冬で、暖かい日もこれまで多かったけれど、少しずつ寒さが日々の生活を支配していく。手の悴み、赤い鼻、キミの熱。 冬になると、というか真冬の煙草タイムには柴田聡子が合う。柴田聡子の曲、詞は、その冬の刹那を少しだけ暖めてくれる力がある。 『雑感』 同じ時代に生きている事を誇りに思う。同時にこの才能に嫉妬する

        • 中一からやり直したい

          こんにちは。中一からやり直したい。 トリプルファイヤーの『中一からやり直したい』という楽曲をピックアップします。僕の源氏名こと『やり直したい 一から』はここから来ています。日本語に直すと途端にダサくなるというか、広告チックになるのはなぜなんだろう。 この楽曲には驚かされます、とにかくイントロのベースラインが素晴らしい、心地良い。 まずベースラインから入る楽曲なんですが8分の6拍子がリズムの土台となっていて、ベースのフレーズは8分の6拍子の裏というか偶数の拍で音を鳴らして、

        あの子の分まで