ネイティヴのニュアンス

さっき表参道を自転車で走っていたら、外国人の方がビラ配りをやっていました。
その横をゆっくり通り過ぎようとすると、「失礼します」と言いながらビラを通行人に渡そうとしている。

日本人の僕からしたら少し違和感があったのですが、本人としては「Excuse me」程度の声かけだったのでしょうか。(英語圏の方かは分かりませんが)

素直に直訳で日本語を使って話しかけようとしていた。その微妙な温度感、日本人でもうまく説明できないのではないでしょうか。

生まれてから親や周りの人が話す言葉を聞きながら、なんとなくで身につけていく言語。ネイティヴとはとても不思議な感覚に思えました。

それは逆の立場でも言えます。「ちょっとすみません」の意図で「Excuse me」と言ったら不自然になる場面があるんでしょうね。

洋画を観ていてもいつも感じます。いくら英語を頑張って勉強したところで、ちょっとやそっとじゃ細かなニュアンスまで伝わらない。

この言葉の壁をAIがシームレスにつなげてくれる未来がやってくるのでしょうか。
それは楽しみでもあり、なんだか怖い世界になりそうな気もします。

与え合いの恩贈りで巡る世の中になったらいいな。 だれでも好きなこと、ちょっと得意な自分にできることで、だれかのためになれて、それが仕事にもできたら、そんな素敵なことはないですね。 ぼくの活動が少しでも、あなたの人生のエネルギーになれましたらうれしいです。