陰謀論の流布と情報の取捨選択

ロシアが流す情報は9割正しくて、1割が政治的な情報戦による陰謀論と言われている。その1割の例としてはマイダン革命中に撃墜されたマレーシア機のもので、明らかに親ロ派が撃墜したものだったが、F16が撃墜したという陰謀論が流れた。アメリカ大統領選へのSNSでの関与も目に見える形になっている。

ただ、この記事についてはかなりウクライナの実態を言い当てていて、また、西側メディアがこのことを意図的に隠しているメディアの実態も明らかにしている。

メディアが行う情報戦には匂わせる陰謀論と報道する情報の取捨選択がある。だいたい西側メディアが行うのは後者だが、コロナ禍時代には前者もあったように見られる。

情報の取捨選択には炎上中の情報から注意を逸らせるというものもある。芸能界関連のスキャンダルはうってつけの情報だ。情報戦を行う側からすれば、芸能界の腐敗はそのための弾であり、好き勝手やっていてくれた方が都合がいいということになる。

情報の取捨選択で社会や個人の人生が変わっていくというゲーム。

(2024/3/6追記)
スプートニクのリンクで最後にロシアの軍事侵攻を全面肯定する記載があるが、最初見た時にあっただろうか。1回見た後、リンクが未読になっており、記載が追加されている気がする。ロシアの軍事侵攻は莫大な犠牲者を出しており、けして肯定出来るものではない。

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