Nirvana - In Utero

NIRVANAっていうバンドがここまで伝説化するなんて思っていなかったし、カート・コバーンの自殺の報もまたかという感触しかなかった。ただ、このIN UTEROっていうアルバムは、一時的だったグランジから普遍的なところに行ってしまったアルバムだった。ドアーズのようにあっちの世界に行ってしまった感触。もっと言えば、各時代の宗教者達がずっと語ってきた世界に行ってしまった感じだ。

年末に書くことでもないかもしれないが、あれから30年になるという時間の流れについていけなくなる。

青春の世界から親になれなかった人の話といえばそれまでだし、その後の音楽権利に関する金の話題も生臭かったこともたしかだ。その断面から30年経っても、またその子世代が同じような経験をしている。

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