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これが原点なのか

料理について書きます。 
私が初めて作った料理は間違えなく、残り物を利用して作る犬のご飯である。
え?どういうこと?って思う人が多いよね。昭和の時代はよほどのセレブでない限り、どこの飼い犬も家族の余ったごはんを食べていた。(地域差もあるかな。)

余ったごはん 余った味噌汁 余ったおかず これらをミックスして犬にあげるのだ。今考えると塩分など心配したくなる習慣だが、このような食習慣で皆さん結構長生きしてたのよね。

いわゆる残飯だが、雑に混ぜ合わせたらやっぱり美味しくないよね。お肉類のおかずの余りが無いときは卵とか足したいよね。こんな風に考えながら犬のご飯を調理し、冷ましてから与える。我が家の犬は容器(古い鍋)をカラカラ音をたてながらおいしそうに食べてくれていた。

今日の私の朝昼ごはんは、肉団子スープから取り出した肉団子を細かく切って、冷蔵庫に残っていた小松菜ふりかけと 冷蔵庫の残りご飯を使ってチャーハンみたいなものを作った。ちょっと夏らしい風味が欲しくて細かく切った青じそも混ぜてみた。

この名もなき料理が私的には大変美味しく、満足な出来上がりであった。
この料理の原点はきっと犬のご飯だよねと思いながら、最後まで美味しくいただいた。

名もなき献立は 上手にできると満足度が高い。
嬉しかったので記す。


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