全てが茜色に染まった世界を歩く、誰もいない田舎道に私だけの影が伸び稲穂のさやさやという音を聞く、空を割った腕が私を掴み日本の終わりを告げるまで、追いかけてきた者も最早いない閉じた空間を私ひとりただ歩く。

以前PHP開催「一行怪談」にツイッター投稿したものをオリジナル小説として焼き直し投稿していきます。基本無料公開しますが作品によっては有料化するものが出てくるかもしれません。(R18は含まず)