なんとかなるよ。大丈夫だよ。

「よく辛いことや悩み事は、一人で抱きかかえないで。」と人に言いますが、
話す機会がないうちに、何も言えなくなることもあります。そしていつの間にか一人で抱え込むということになるようです。

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3月にアメリカから客人を迎えることになりました。アメリカの窓口役の方とメールで打ち合わせをしています。

それと性懲りも無く英語の勉強をしています。もはやあと半月で、英会話などマスターできるはずもないのに、いつものテレビ英語、ラジオ英会話、「あしながおじさん」の購読。そしてYouTubeを1本、繰り返し聞き、(どう考えても間に合わないけど)シャードーイングを目指しています。

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受け入れ態勢は、私を筆頭に、週末しか来れない娘、平日に1だけは休めそうなイトコ、現在脳みそのキャパオーバーでヒステリーを起こしている母です。どうみても弱小ボロボロ甲子園予選1回線負けのチームです。いや規定人数が揃わなくて、不戦勝負けです。フル出場の私はもやは疲労困憊です。

「私1人ではダメだ。人も知識も補強しないとやばい・・・」

ここで私の最強の友だちの顔が浮かびました。帰国子女であり、元国際的なキャリアウーマンのA子に、出会って40年で初めてSOSを発しました。

さすが聡明な彼女は、サクサクと問題点を見抜き、的確なアドバイスとアメリカ人の文化の解説をしてくれました。加えてキャパオーバーの母は、しばらく距離を置きクールダウンすること、お土産のアドバイスなどをしてくれました。

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なんて頼もしい友人でしょうか。美人で賢く、いいとこのお嬢さんで、そもそもなぜ庶民の代表者のような私と友だちであるかが謎でした。

「何言ってんのよ。ずっと私のこと助けてくれていたじゃん。」

そっかな、昔のことなんて覚えてないよ。ずっと憧れの友だちでした。弱っていた私ですが、頼もしい彼女の声を聞いてガッツが湧いてきました。

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もっと早く言えばよかったのかも。でも「助けて」と声を発するのにも、タイミングと1粒の勇気が必要でした。

人には簡単に助けてって声を出せって偉そうなこと言ってるのに、私は友だちの声を聞きながら、その存在があることの頼もしさに、涙が浮かんできたのです。

「英語はアプリでなんとかなるよ。大丈夫だよ。」

涙が滝のように流れました。焦らないで現状を楽しもう。もともと弱い脳みそが半月で、どうこうしようなど間違っている。アプリの使い方を練習しよう!

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ということで、お土産の下見に行ってきまーす。

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