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【新しい働き方LAB】書けなくなった小説家が「勇気づけ」を活用したら自分、チーム、そして地方に活力が生まれるのか #新しい働き方LAB #私の働き方実験

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

実験の目的と背景

ご注意:
自己整理のためにも信じられないほど自分語りをします。よろしくお願いします。


介護の結果…小説が書けなくなりました


2年ほど前、母親を看取った。
小説家だったが、この数年で私はすっかり小説が書けなくなってしまった。

35年越しの真実

「他人に期待をするな」。
信じられないほど他人から言われた言葉だし、実際自分は必死に考え初めて何年掛かってもこの謎の概念の正体がわからない。
この概念を理解することへの道のりの一つとして、ある仮説が浮かんだ。
「もしかしたら私は母親との相性が悪いかもしれない」。
そう思えば、パズルのピースが当てはまるのはあっという間だった。
母とは数年前に死別している。

私と母はいわゆる「友達のような親子」だった。

少なくとも私は母に依存していたし、母が治る見込みのない病にかかった際は「母なしで生きる道筋が全くわからない」と毎日が不安に苛まれていた。

(結果的に、母の居ない私の人生は、母が存命の頃と比べたら全然成り立っている。うつ病疑惑こそあるが、現状なんだかんだ家をゴミ屋敷にしていないだけでも、母が存命の頃の私より「しっかりしている」のだ。)

兎にも角にも、母は私に対して支配的だった。
なんでも「やってくれる」母だったが、私も母の思い通りにしようとしてなんでも批判した。運が悪いことに、母と私はイマイチ趣味が合わなかった。

自我が強いようで弱い私は母の言うことはイマイチ聞かなかったものの、母のご機嫌をとることは常に考えていたように思う。
「これをしたらきっとお母さんが喜んでくれる」みたいなことは、四六時中考えていたし、それは今現在も、歪みのある「人に喜んでもらいたい」「認めてほしい」という感情と戦い続けている部分はある。

気づいたら…書けなくなっていた

この数年、私には大きな変化が訪れてた。
母の介護の間、無理に前進しようとし、何度も小説を書こうとした。
無茶に無茶を重ねた結果、私はすっかり小説が書けなくなってしまったのだ。

自分にも、他人にも「適切な声かけ」をしたい

自分が再び小説を書けるようになるためには、正しい声かけの力を頼ってみるのも良いのではないかと思い至った。

今回、私が着目したのは「勇気づけ」である。
長らくコーチングを行っていたこともあり、アドラー心理学との関わりはそれなりにあったため、着目することとした。

勇気づけとはアドラー心理学の用語であり

困難に立ち向かい、乗り越えるための活力を与えること」

https://life-and-mind.com/encouragement-adler-58604#1-1

を指す。

自分の課題をしっかりと考えながら、他者を適正な距離のもと励まして活力を与える「勇気づけ」は今、私にも昨今の働く人々にも必要なものに思える。

新しい働き方LAB・地方観光DXに応募した理由

なぜ地方観光DXを応募したかというと、過去に地方観光をテーマにした小説を出版した経験があり、地方観光に興味を持っていたからである。

書籍執筆にあたり、そこで地方の抱える問題の一つに「住民たちが地元の魅力に対して謙遜をしすぎる」ことを肌で感じた。

どうやら、今回メインでお世話になる地方観光DXの徳島のプロジェクトでも住民の方々にはこのような傾向があるかもしれないようで、それこそ「勇気づけ」の出番であると考えている。

地方観光DXで「勇気づけによるチームの活性化」を目指す

現在、徳島のプロジェクトでは、小説執筆で培った情報をまとめる能力を活かして書記をしている。また、未経験でお恥ずかしいがPMにも立候補させていただいた。

書記をすることにより、プロジェクトの人々がどのような発言をしているかを身近に感じることができるため、プロジェクトに参加されている研究員たちの個々の特技・興味・キャラクターが把握しやすい。

勇気づけを行うにあたって、一人ひとりに興味を持って接することは非常に大切なため、ミーティング後の声掛け、発言者への勇気づけを積極的に行い、プロジェクトメンバーたちが、できるだけ楽しく積極的に仕事に取り組めるような環境を作っていくことを目指す。

検証したいこと

・チームメンバーを勇気づけて行ったら組織は活性化するのか
・チームメンバーのみならず、地方の人々を勇気づけたら地元への自信がついていくのか
・勇気づけを通して、自分も再び小説が書けるようになるのか

活動の概要

・勇気づけについて理解を深めていく
・プロジェクトマネージャー・書記であることを通して参加者への興味と絆を深めていく
・こまめなレスポンスで勇気づけを行う

アウトプットと成果

周りに与える効果としては、非常にアウトプットがしにくい分野であるため、私の勇気づけのアウトプットと心持ちの変化を記していきたい。

実験の測定方法

私自身の「どれだけ元気が出るか」という実験でもあるので
noteを何本書けるかを比較していければいいと思う。
ちなみに現在月0件である。(書けないので仕方がない)

また、チームや徳島の方々には事後アンケートを取っていきたい

スケジュール・進め方

6か月の間に何本noteが書けるのか
もちろん、noteに関して地方観光DXに関連するものを測定する


半年後、自分が、周りがどうなっているか緊張していますが
ぼちぼちやっていければ幸いです!

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