無理ゲー「YTアドセンス」で生き残った方法
ご覧いただきありがとうございます。2021末、一年の振り返りnoteを書きました。2022はかなり調子が悪く苦戦したので書きませんでした。今年は調子良かったので書きます。
ただこれにカロリー使いたくないので文章構成もライティングもいつもの綺麗なデザインもしません。ほぼメモ帳です。追記:書いているうちに熱が入り10000文字近くになりましたw
5時チェックは面倒なのでやっていません。
ただ年利が3-4000万円で停滞している人には割と読んでほしいですね。4000万円を1億に持っていくためにどうすればいいかみたいなところがわかるともいます。
それ以外で、読み応えのある面白いものを期待している方は以下のnoteから気になるものを読んでください。追記:全然読み応えがあります。ただ自分が年利3-4000未満だった時を考えると読んでもピンとこない事が多いかも。
僕の事業内容はこちらのnoteの「自己紹介」からご覧ください。
どれくらいYouTubeが強いか知りたい方はこちらをご覧ください。
2021の結果報告はこちら。
2023の結果報告
【※1】今期の未着金分を含んでおり最大1500万円ほど下振れます。1/31決算、執筆1/3【※2】税引き前当期純利益+個人所得の12月末試算。未着金分があるのと未確定の利益があり±1000万円ほど振れる可能性あり。個人所得には米株取引の譲渡所得が含まれます。【※3】売却金額-取得金額
まあ年収1.4-1.5億ぐらいでしたという話です!
それだけでなく部下にもお金を回すことができました。
また詳細は後ほど記載しますが、生活も割と充実したものになりました。
2022の失敗
北海道旅行中に書いていて詳細が確認できませんでしたが、2022は年収2000万弱だったと思います。仕事全振りでプライベートを犠牲にし頑張りましたが、全く成果が出ませんでした。
「これはすぐに10万登録いく」という高い理想と過去の成功体験を持って新規チャンネルを作るものの、そんなすぐにうまくいきませんよね。ここで一旦病み、次に流行ってるジャンルのチャンネルを10作ります。大量に新規採用するも機能せず進行中の10チャンネルを持ってパンクします。焦りから、部下にも相当パワハラをしました。
今考えると、失敗の構図は次のようなものです。
失敗要因を箇条書きするならば次でしょうか。
2023の成功要因と振り返り
ズバリ、今年うまくいった理由を分解すると次の三つになります。
①マインドの変化
2022の年末あたり、3日ほど与沢翼の動画にハマっていた時期があり動画を全て再生しました。下記5本の動画を見て、今でも覚えているほどの衝撃を受けました。
要約すると、「焦るな。やることを選べ。心を穏やかに。途中でうまくいくこともある。」的な話です。焦って、急いで、何でも始めちゃってタスクと情報の雪崩に巻き込まれながら崩れていく。うまくいかないとメンタルが不安定になっていた時期ですのでこの考えには大変惹かれて実践することにしました。これを咀嚼して考えた2023の目標がこちら。
ここ1年で自分の中で最も価値の高かったツイートだと思います。「焦ってパソコンばっかいじってないで、落ち着こう」というもので。数値目標は表に公開していないだけで存在こそしたんですが、これってなんの意味も持ちませんよね。本質的な「HOW」を追求しこれにしました。目標を決めてからは人にイライラしなくなりましたし、うまくいかないことがあっても「そんなもんだろう」「もうちょっと待ってみよう」という気持ちになれます。またこれらの目標によって、副次的に「任せる力」もつきました。
このツイートに書かれていること以外でも、与沢翼の動画はいつも思い出すようにしていたので変にずんだもん合戦に参加するようなこともありませんでした。しっかりリサーチをした上でやらないという選択をしましたし、それは正しかったと思います。焦ってなんでも飛びついてしまっていた2022と比べ、「やる・やらない」の軸がハッキリしています。
②マインドブロックの解除
2月にドバイに遊びに行った時のことです。確かドバイモールの噴水側のカフェでみんなで喋っていた時に、大先輩のみらさん(https://twitter.com/millawill1)に「右脳を使え」「マインドブロックを外せ」と注意されました。ピンと来なかったのでどういうことか聞き返しましたが、普段から多くを語らないみらさんは小洒落たジュース(パフェだったかもしれません)を飲み続けるだけで返事をしてくれなかったことを覚えています。従って、自分で考えてみることにしました。ミラさんの一言から導かれた考え方は次のとおりです。
これを実践すると不思議です。みんながうまくいかないと思っている事がうまくいくようになり、「これくらいが売上の限界かな」と思っていたものから並外れた数値が出るようになりました。
③バリューの構造を意識
知らない方もいるかもしれませんが、2022はYouTubeだけではなくチャンネルドットコムという事業をやっていました。SiteStockのYouTube特化版で、M&A仲介のプラットフォームを作りました。結構予算かけたんですが大コケしました。理由は単純で「必要な資産がなかった」から。
ここでバリューの構造という僕が今年編み出した考え方を紹介します。
こんな感じ。非属人AdSenseビジネスなら「ノウハウ」x「人材」がメインとなるでしょう。良い人材を獲得するためには「知名度」やTwitterアカウントにあたる「無形資産」なども必要かもしれません。例えば「資金」と「特許」という資産を持っている人が非属人AdSenseビジネスに参入しても勝てるわけがありません。それはこのビジネスに必要な「ノウハウ」「人材」などが競合と比べて圧倒的に欠けているため(競合優位性がない)です。
一見当たり前のことを言っていますが自ら言語化した身としては極めて実用的で深い考え方だと思っています。さて、先ほど言ったチャンネルドットコムの話に戻ります。YouTubeM&Aの仲介に際して主に必要な資産は何か?「買い手を探す人脈と信頼」「売り手を探す人脈と信頼」です。
売り手探しはTwitterやAdSense界隈の知り合いが多いので困りませんでしたが問題は「買い手探し」です。SiteStockに勝つことはできません。
これに気づき、今自分が持っている資産に着目しました。僕の資産は「圧倒的資金」「人材」「知識ノウハウ」です。こうしてチャンネルドットコムを諦めてビジネスモデルを練る直し、センスの良い稼ぎ方を築く事ができました。
④投資ができるようになった
去年までは金を使わなかったんですよね。プライベートでも商売においても相当ケチでした。2023の1月か2月らへんのことだったと思いますが、東京恵比寿のmuschでみらさん、Dさん、ダイさんと遊んでたときの話です。ちょうどきつねさんが日本にいたので呼んだら来てくださって話していたら、「ヤンくんはもっと金使ったほうがいいよ」と言われました。実行して、割とリスクの高い投資にお金を使うようになって利益を得ました。私生活でもお金を使うようになり人生が少し楽しくなりました。アドバイスへの感謝は生涯忘れる事がありません。
⑤YouTubeクリエイターから経営者になった
2022までは利益を出しているYouTubeクリエイターみたいな感じだったと振り返れば思います。全てYouTube動画制作制作という分野で考えていて、面白い動画を作れば稼げるみたいな視野でした。2023年になって経営者に変わったと思います。利益を上げる手段としてのYouTube動画があり、人材・資金・戦略を使って達成していくという具合です。
現在感じている課題
①資産がない
純資産的にはアガっているので大丈夫です。ここでいう資産は「バリューの構造」で話した類の資産です。もしYouTubeアドセンスをやるにおいてたまたまいい人材を一人だけゲットできたけど自分にはなんのノウハウもないとしましょう。ディレクター(人材)からすれば全部やらされた上で中抜きだけされているという状況になります。旨みがないので、独立されます。そしてオーナーは稼げなくなります。もしくはノウハウこそあるけど成長を怠れば、競合となる他のチャンネルオーナーに負ける(=ノウハウという資産の競合優位性がなくなる)でしょう。たちまちディレクターはノウハウを持っている別のオーナーのところへ移ります。「たまたまうまくいった」「一発屋」「稼げなくなった」の論理的な説明がこれです。つまり稼ぎ続けるには競合と比べて優位な資産を常に保持するor拡大し続けるほかありません。
そこで厄介なのが僕の状態です。僕の資産は「資金」「ノウハウ」「知名度(ちょっと)」「人材」です。厄介なのは知名度を除いた資産が脆い事です。もっと資金力のあるところが来れば勝てません。ノウハウもいつか民主化されるため、常に僕の稼働でアップデートしなければいけません。それに加え一番の問題は資産が勝手に成長しない点でしょうか。健全な事業においては、資産が勝手に成長します。受託会社なら時間の経過とともに実績・信頼が積み上がってゆきますしTwitter・インスタのようなSNS事業はユーザーの増加がユーザーを呼び利用価値を高めます(ネットワーク効果)。
YouTubeやってない人やYouTubeコンサルを売りたい人は「YouTubeは資産性がある」と言いますがこれは大嘘で、実際資産性はほぼありません(天才的な使い方をすればあるかもしれませんがアドセンスにおいてはゼロ)。なぜならimpの上限に達すれば動画は伸びなくなります。impの上限を引き上げるには都度稼働する必要があるため、資産性があるとは言えません。
②ワクワクしない
オンラインの弊害もあるからか、ワクワクしない事が増えました。
【本題】2024の目標・大綱
こちらになります。マインド面の目標と、事業面でやることをそれぞれで分けています。
マインド面
2023年はマインド面の指針を制定したことで大きな結果を出すことができました。2024は同様に数値面の目標を発表せず、マインド面の目標を制定します。
1.ワクワクするかどうかを判断軸に
はっとりさんとは昔から仲良くさせていただいていて、いろんなアイデアをもらえます。忘年会をした際、「自分が稼働する稼働かどうかをワクワクで判断すれば良い」的なアドバイスをいただき腑に落ちたため採用します。今年はかなり部下を信頼しアウトソースできた反面、まだまだ脳の面で抱えているタスクも多いです。やること・投げることを「自分がやらないといけないか」ではなく、「ワクワクするかどうか」で判断すれば一番レバレッジが効くと思うのです。僕が楽しいと思う事が一番熱意が入って良いアウトプットができる上、普通に楽しいですしそれが結果的に部下の時給を引き上げるはずです。やる事業・やらない事業、タスクの粒度(事業だけ考えて下に任せるみたいな)の双方においてこれを実行します。
2.自分に集中する
かっこよく書きましたが「下を見ない」という話です。2023年はアドセンスモデルのしょうもないチャンネルを作り続ける人やアブラマシマシ野菜多めのプレゼント企画をやる人が続出したものですから、それを見て勝手に憤る場面がありました。品性に欠けた行為であったと振り返っています。下を見ないことがダイレクトに売り上げを増やすことはないと思いますが、純度の高い理想像を提供してくれることにより良い影響があると思います。
もう邪魔はしないので皆様はどうぞ、僕の茶々入れを恐れることなくBrain「ChatGPTで台本を書く方法」の販売やプレゼント企画「月収○万円達成の完全ロードマップ〜外注管理シートと21種類のサムネテンプレ付き〜」的なのをやってくださいw(こういうのがダメ。)
3.資産を作る
課題の章で話した通り、事業活動の中で資産が成長・発生しない状況は、このまま行くと利益を得ることが難しくなっていく(役員、従業員ともに時給が下がる)ことを示唆しています。圧倒的な資金・ノウハウの優位があるため大丈夫ですがやはり時間の問題でしょう。後ほど詳しく書きますが資産を作ります!
4.宗教を作る
自分の価値観に共感する人の集まるコミニュティ(広義)を作りたいですね。わかりやすい例でいくと、ストックサンサロンなら「フリーランスはいいよね。ゴリゴリ働くのが正義」みたいなのがありますし、ノマド界隈なら「貧乏でいいから好きなところでゆるっと暮らそう」みたいなのがありますよね。シンプル楽しいと思いますし、事業にも活きると思います。
はっとりさんが「いろんな分野のプロを集めて勉強会をすると面白い」と言っていて面白かったので、それを派生させた形で何か開催することを予定しています。
同様に会社の組織もさらにお金の回りをよくする&同じ価値観を持って進めるようにしていきます。
5.アイデアを大切にする
「右脳を動かす事が大事」というのは、みらさんのおかげで2023年に実践する事ができ体感しました。今年は右脳をより鍛え、そのアプトプットを大事にできればと思います。
事業面
方針を共有しますが、いずれも具体的な数値目標は言いません。一応ありますが1年後何が起きるかなんてわからないので意味ないっすね。上振れたら意味ないし下振れても焦るだけ。
1.新規事業を一個当てる
買収にハマってしまいましたが、ちょっとの儲けでもいいし時間がかかってもいいのでのんびりやろうと思います。1年あれば一個くらいできるでしょう。
2.既存事業を成長させる
これが一番大事です。やっぱり自分の事業ってのは宝物です。林さんがどこかで言ってましたが、利益が出る事業というのは絶妙なバランスによって成り立った奇跡の産物であって隣の芝が青く見えることによって目移りするのはよくない。武田塾を片手間でやっていたならばFC化も、YouTube全ツッパもできていなかったでしょう。いろんな先輩に「新規事業を作れ」と言われてきましたが今の事業をいかに成長させるかに尽力するかを意識します。それこそ「右脳」ですね。
3.株式投資
これは欠かせません。やっぱり株の面白いところって、いつ何時(なんどき)もチャンスが落ちているところ。そして大きな資金を効率よく増やせるところです。事業投資に1億突っ込むのはそもそも難しいですが株なら1億円使えます(使うかどうかはさておき)。2023は年利50%ほどでしたが、2024は爆発的に増えるかもです。
以上です。
【おまけ】2023の私生活
結論:そこそこ金を使うようになった
2021から大きな純資産・収入はありましたが、全然お金を使いませんでした。今年からかなり金銭感覚が変わったと思います。理由はドバイで人生初の散財をしたことと、一発屋じゃなくなったことによる安心感だと思います。ただ女遊びはしませんし、散財もしていません。支出は年間で1500万円くらいだったと思います。自慢がてらお金を使った先を紹介しようと思います。
飯
きっかけはドバイの寿司です。客単2万くらいの寿司はそれ以前も食べたことがありましたが、金銭感覚が変わった明確なきっかけだったと思います。
▲ ドバイの寿司屋Takahisa ▲
客単30万弱しました(!?)
家にいるときは基本Uberで、夜は原則外食です。1日の食費は最低1万円はないとポックリ逝くと思います。まあ客単2万以上の店は月に3回くらいなので、他の人と比べれば質素に暮らしていると思います。
シーシャ
用事がない日はほぼ毎日シーシャに行きます。行きつけは大阪梅田のAppareです。一人で2-3台頼みます。一回平均1万なので月20-30万くらい課金してると思います。
旅行
ドバイ3回、ジョージア、イタリア、スペイン、バチカン市国に行きました。
ジョージアはヨーロッパと旧ソ連国を足して2で割ったような印象的な雰囲気でした。良かったです。またサウナも素晴らしかったと思います。
ドバイはもう6回くらい行きましたが不動産がいいですよね。買いたい気持ちはありますが、もっと他にお金を使う先がある間は我慢です。不便が多いですが、現代的な街並みは好きです。
イタリアの汚さ、治安の悪さは強調せずにはいられないところがあります。カプリ島という島は絶景です。スペインはやることないですがヨーロッパらしい街並みで、清潔感が世界一でした。
エミレーツのビジネスクラスはとても良いと思います。飯もエコノミーと比べればマシですし、フルフラットにできるので10時間以上のフライトは楽です。特にデザートとアルコール類は種類豊富・飲み放題で良いです。エコノミーにはもう戻れないとすき家の店員が言ってました。成田発は安いというライフハックがあります。「成田〜ドバイ,ドバイ〜バルセロナ」の往復で70万円くらいでした。関空発は150万くらい。
服
ハイブラは何度か買いましたがハマりませんでした。ロゴが目立つデザイン、ハイブラが強調されているデザインが大嫌いなためです。代わりにCULLNIというブランドが好きです。2023服に使ったお金は合計150万程度だと思います。
DIORのセットアップを買いました。CDdiamondというデザインで、見た瞬間惚れました。55万。シルクで洗えないしすぐにシワシワになりますし、上下これだと日本では歩けません。ただデザインは好きなので同じ柄のネクタイを愛用しています。ホルマリン漬けで永久保管だと思います。
家賃
個人的には住環境にこだわりたいと思っていましたし、ラグジュアリーの不動産の情報を追うのは1年ほど前から趣味だったので妥協なくいきました。
個人的には「俺タワマン住みやでドヤッ」みたいなのがマジで無理なので、タワーマンションに住んでいることがアイデンティティにならない(≒アイデンティティとなる自分に他のいいところがある)状態ができてから引っ越しました。
新築、34階、家賃約30万円です。55㎡。ガラス張り(FIX窓)と景観がポイントです。近くに遮る建物が一切なく少し離れたところに壁のようにビル群が見えます。個人的にはQOLが爆上がりし、非常に良いお金の使い方だと思いました。タワマンの景色が飽きるとか、エレベーターが長いとか言ってる人は全て工作員だと思います。気持ち良い空間を作ってくれる景色があって困ることはありませんし、エレベーターは通常のマンションより早いです(6台ある)。
あと今年は車買いたいですね。メルセデスベンツのS-Class Longというやつが欲しいです。かといって大阪の中心から車で行くようなところもないですし、中古でも1300万とかするのでまだ早いんですかね。どうでしょう。
状況を見ながら30%くらいの確率で買います。
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