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ゼミ生お薦め本

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大学3年生が特に脈絡もなく「お薦め!」と感じる本をぼちぼち載せています。一冊ごとに推薦者の思いと個性が見え隠れするところがすてきです。
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#日本

【ゼミ生お薦め本】『絶望の国の幸福な若者たち』

著者プロフィール古市憲寿(ふるいち のりとし) 1985年生まれ。東京都出身の社会学者。慶応義塾大学SFC研究所上席所員。 本の目次と概要第1章 若者の誕生と終焉  戦前や戦時中、高度経済成長期周辺や現代の若者論についてかなりたくさん紹介している。若者論の類は「私が若いころは頑張っていたのに今の若者はけしからん」とするタイプ、「若者は味方である」とするタイプ、「若者がよくわからない」とするタイプなど、同じようなことを言い続けている分野であることを著者は強調している。 第2

【ゼミ生お薦め本】『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました』

著者 石川喜樹 吉田尚記 概要  近年ウィルビーイングは日本政府やWHOが目指すべきものとして掲げたりしているため、多くの人が目にすることが多くなった。しかし、ウィルビーイングという考え方が語られている書籍の約8割は、欧米から輸入したままのウィルビーイングの考え方だということをご存じでしょうか。  そのなかで、日本でのウィルビーイングとは何かを日本の昔からある伝統的なものから、日本人の元々ある感性に着目して考察したこの本はとてもユニークで興味深かったです。 目次 1