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ゼミ生お薦め本

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大学3年生が特に脈絡もなく「お薦め!」と感じる本をぼちぼち載せています。一冊ごとに推薦者の思いと個性が見え隠れするところがすてきです。
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2022年11月の記事一覧

【ゼミ生お薦め本】『そろそろ「社会運動」の話をしよう』

著者プロフィール田中優子(たなか ゆうこ) 1952年生まれ。神奈川県横浜市出身。社会学、江戸時代の文学・生活文化、アジア比較文化等が専門。自身も学生時代を過ごした法政大学で教授を務め、2014年には同大学の第19代総長となった。 本の概要この本の趣旨は、自分とは遠い世界で、「他人ゴト」であると感じてしまう様々な社会問題やそれに立ち向かう人々を取り上げ、どうすれば自分と近い世界だと感じることができるのか、「自分ゴト」に転換できるのかを読み手に考えさせることです。 執筆、編

【ゼミ生お薦め本】『プロジェクト・ファザーフッドーアメリカで最も凶悪な街で「父」になること』

著者と本書の主旨著者:ジョルジャ・リープ 訳:宮﨑真紀 本書には、「プロジェクト・ファザーフッド」を通じ、貧困と暴力のはびこる町で「父親たち」が地域の問題に立ち向かっていく様が人類学者でソーシャルワーカーの筆者によって記録されている。 本の目次ワッツ/父親としての傷/地元/あんたも俺たちを見放すのか?/ブラザーズ/虐待/リーリー/ファザーフッド/父親っ子/ベビー・ママ/働くお父さん/雇用創出/ビッグ・ママ/光明が差す/チェックメイト/〈ネーション〉/地域のヒーロー/ツイン