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ちょっと前だけど、プリパラ展行ってきたよ!
※プリパラ見ていない人は、プリパラを見よう!話はそれからだ!
今年は、女児向けアニメブームなのか、わんだふるぷりきゅあに続き、9月頃から急にプリパラを見始めました。
キャラクター(らぁら)がかわいいなという認識こそありましたが、これがどういうアニメなのか、どういう時期に流行っていたのか全然知らなくて、しかしいずれは履修したいアニメに入っていました。
想像以上に内容が面白くて、一気に駆け抜けた一期。
概ね2~3週間で駆け抜けましたが、ハマりだすとともに、プリパラが今年ちょうど10周年を迎えており
プリパラ展なるものが全国行脚をしているというお話を聞いて興味がわきました。
プリパラのルーツや雰囲気が分からない僕にとって、こういう展示会はそれを一気に回収できる絶好の機会だったので、ぜひとも…と思っていました。
しかし、会場とタイミングが絶妙に合わない…!!!
東京は見始める直前の8月には終了しており、開催地は福岡→大阪→名古屋
このうち福岡と大阪は行く予定があるので、タイミングさえあればと思ったのですが
まず大阪は、予定日の次の週から開催というタイミング
福岡に至っては、福岡に行っているタイミングで名古屋が開催されているという感じでした
福岡の帰りに無理やり予定を詰め込むことも考えたのですが、行くかどうか含めて悩み続けて…
結局名古屋の最終日ぐらいしか行く予定を立てれなかったんですよね。
名古屋ならまだ近いし…近い…?
11月入る前体調を少し崩したことや、同人活動でめちゃくちゃ忙しくて、チケット情報をしっかり確認する余裕がなかったんですが
名古屋開催の終了まで1週間を切ったタイミングで、よし…週末行こう…!と決めたところまでは良かったのですが
ここで、土日の参加は事前にチケットを取らないとダメだということを知り絶望しました。
平日仕事終わって急行も、17時までということで時間が絶対に間に合わない。
有給を使う選択肢もあるんですよ
ただ、有給もらいたてで、体調不良と私用で、既に半休2回、全休3日の合計4日分を1ヶ月も立たずに使っちゃったんですよ。
弊社は有給は申請がしやすい方なんですが、やはりまだ会社に入って半年ばかりということもある中で
自分の中の会社への忠誠心(モラル)とプリパラが、バトルするのであった…
神(アイドル)は言っている そこで死ぬ定めではないと―――
前日の夕方に、急な用事で適当な理由をつけて半休出しました(てへぺろ
私用でこんな急な休み方をあまりしたことがなくて、新幹線とかもその時のノリで買う勢いで
少々の罪悪感に似た優越感を感じながら、会社を飛び出したのでした。
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しかし、油断は禁物。
やはり16時半最終入場ということで、かなり早いんですよ。
お昼に即退社しても、15時半ぐらいとかに到着なので
何かトラブルがあったら、割と詰みなんですよ。
人身事故が無いように祈りながら新幹線に飛び乗って…
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会場!!!
僕はプリパラのリアタイ世代ではないし、なんでしたらゲーム筐体すら見た記憶がないぐらいだったので
こうして現実に何らかのイベントがあるという事実だけですごくうれしかったですね。
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音声ガイドも片手にすごく楽しんできました…
結果的に平日に行ったのは大正解。
人があまり多くなく(かといって少なすぎることもなく)
自分のペースで、ゆっくりゆっくり会場を楽しむことができました。
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僕にとっての初のイベントとなったプリパラ展だったので
見るものすべてが新鮮で
ゲーム筐体一つとっても、きっとみんな見慣れていたものかもしれないけど、僕は新鮮でしたし
年表とかもずっと眺めていましたもの…
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ここから設定がもう既にプリパラ
(謎にプリパラらしい設定が随所に込められているところが、実にプリパラらしい)
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こういう小物、ファンにとっては嬉しくなっちゃうようなものも展示されていて
特に凄く良かったのが、あろまが使っていた予言の書とタロットカード
地味にタロットカードを齧っているところだったのですが
アニメ中にあろまがタロットカードをワンオラクルで引いているシーンで、絵柄や意味とかも多少わかるので
これ、大アルカナの全部の絵柄とかあるのかな…あれば見てみたいってずっと思っていたんですよね
こうして全部ちゃんと大アルカナカードが作られているのを見てめっちゃすごいって思いました…!
(プロの占い師は、タロットカードを自作(自分専用で作ってもらうなど)するので、あろまちゃんはすごいんですよ!!
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呪われたい
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1期ラストの名シーンもこのように再現されています
プリチケ、実物を見るのも初めてで、そのあたりも含めて感動していました…
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当時の熱は僕は知らない3ヶ月ぐらいの新参者ですが
アニメを頑張って履修した事もあって、ほんとに楽しめました…
不審者になっちゃうからできないけど、ファンの人と当時のお話をすごく聞きたかったですね
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なお、今回プリパラ展にあわせて、怒涛の如くプリパラアニメを回収していました。
プリパラは重すぎない程よい内容なので、作業しながらでも視聴が可能で
1期見終わった勢いそのままに、2期・3期・アイドルタイムプリパラまで視聴
プリパラに詳しい人が周りにいないのでわからないけど、だいたい基本的なところは網羅できたんじゃないかなと思います。
前は1期の感想を述べたので、2期以降の簡単な感想をば
〇2期
多分プリパラでも結構人気なアロマゲドンのあろまとみかんが出てくるのは2期から
昔何かの同人誌でキャラクターだけは見たことがあると思っていたんですが、この二人はほんと可愛かったですね…
性格的好みでいえばみかんだけど、あろまちゃんも凄く可愛い
いわゆる中二病なんですが、小学生だからそれが子供の真剣な遊びの延長線としてみることができるので、ありのままで凄く可愛いんです。
でも、照れ隠しな一面もあって、破壊力が凄く高いんですよ…一生呪われたい。
そんな二人が色々可愛いちょっかいを出しつつも片やふわりやひびきといったキャラクターが出てきます。
ふわりは歌を歌うことで動物を呼び寄せます(小春ちゃんかな???
ひびきは完璧主義、自分の考え方を曲げない性格で、風貌からとても女性に見えなくて(メガ兄ぃの凄い版だと思ってた
でも、ある時途中でね、OPかEDか、ひびきの歌声が入っているのに気づいちゃって
え??まさかこの子もプリパラに??いやまさかとおもったらね…
ふわりとひびきの関係性の絶妙さ、ひびきがプリパラの世界を変えてしまうところなど、
プリパラは誰のもの?何のため?というところに焦点が移ります。
ひびきにも、人に心を開けない幼少期の事情があってそういうところも含めて
プリパラは、いじわるする子にも事情があって、最後はちゃんと歩みだそうとするところがいいんですよ
プリパラに真の悪者が基本いない為、物足りなさを感じる人がいるかも分かりませんが、それでも最初ちょっと気に食わない子がいても、成長したり、改心したりでいい子になるので、嫌いなキャラクターが基本的にいないのがプリパラの強みな気がします。
〇3期
のんちゃんが出てくる3期
まぁこの子がちっちゃくて可愛いのと、ここまで主人公の妹という脇役的存在からどう活躍するのかがとても気になっていました。
3人ぐらい見知らぬ子が出てきて、この中の誰かがのんちゃんなのでは?とか思って見ていましたが、全員のんちゃんでした(?)
らぁらがお母さんになったりと、色々と深く切り込んでくるアニメだなぁと思いつつも
結構赤ちゃんをよしよしするっていうのは、プリキュアとかでは見るような光景だったりします
情操教育と捉えるか否かはで心の汚れ具合が変わりますが、そうかこれ女児アニメだった
神アイドルを目指すというテーマの中で、赤ちゃんとなった女神ジュリィと成長していく面々。
母性が芽生えたらぁらの心情がとても愛おしいです。なにかと、子どもたちの目線で、自分たちもこうやって母親にいっぱい面倒見てもらったんだよって伝えてくるような感じがしました。
(それ故、最後消滅の危機にあうときは衝撃も大きかったですが
一方のんちゃんサイドでもユニットを組む仲間ができるように。大変個性的ながらも、どこかバランスが取れている不思議さが、プリパラにはありますよね。
アイドルの楽しさを伝えたいジュリィと、真面目なジャニスとの関係性もプリパラらしいシナリオで終盤にかけてとても良かったです。
◯アイドルタイムプリパラ
ここまで3期を見て、この続きをあと1期見るか見ないか…いややっぱり履修したい!と頑張って見ました。
知識がないので、これまでのプリパラとタイトルが変わるということは、らぁらを始め、主要な子が出ないのでは?とも思って見るかちょっと悩みましたが、でも見てよかったですね。
神アイドルになったらぁらが各所で支援をしていく中で夢川ゆいと出会い、そこではプリパラは衰退し、むしろ男プリなるものが流行っているというこれまたプリパラらしい世界観のもとで話が進みます。
これまではプリパラはみんなの憧れだったのが、ここでは憧れの対象から外れており、そういった中でらぁらとゆいは奮闘します。
ゆいのお兄ちゃんが男プリの有名なアイドルなようで、その絶妙な兄妹の関係性が良かったです。
そう、今作では、今まで出てこなかった男性キャラクターが幾人か出てくるところがちょっと違う世界観で面白いですよね。
これ展示会で知ったんですが、お兄ちゃんの誕生日が「いい兄の日」なの、最高にエモかった…
(基本的に◯◯の日で統一されているみたいですね、プリパラの誕生日って
ゆいの友達になるみちるの存在感が結構気に入っていました。
引っ込み思案で、いつも「むりむりむりむり…」と言っていた彼女は、プリパラの世界では逆転したかのような性格に
みちる自身のなりたい自分や、内なる強さに気づいていく過程など、プリパラという妄想の世界が、現実の自分と表裏一体で、成長が見られるというのがとても良いですね。
「できるできるできるできる…」と自己暗示で強くなるの、コミュ障の僕からすると、結構勇気もらえる描写なんですよね。
みちるはそういうところも重なって見えて、結構気に入っていたキャラクターでした。
ファララとガァララの昼と夜の関係性、ガァララとパックの関係性など、この作品も色々と考えさせられることが多く
悪者がいないプリパラらしい世界観になっています
らぁらがラストで大変なことになっちゃいますが、みんなで力を合わせて助けようとする、王道だけども激熱な展開で楽しませてくれました。
◯
こんな感じで、この秋にかけて、同人誌の原稿に並行して、プリパラに染まっていました…
偶然にもこういう機会にプリパラを走り抜けて、既に一昔前のアニメとなっていたプリパラ熱を温めておいてくれたのは感謝しかありません…
また東京でプリパラ展をするということで、名古屋に必ずしもいくべきでは無かったんですが
この機会で名古屋で飲み会とか良い機会が得られて、行って良かったってなりました!