大学生のことをよく理解しているY君に期待してる話
今日は僕の優秀な後輩を紹介する。
優秀だから、後輩と呼ぶのはおこがましいが
先輩と後輩という関係は揺るぎない真実。
僕には兄がいる。僕は小学生の低学年だった時、兄よりも年齢が上になりたいと本気で願い続けた。
兄が10歳(2分の1成人式の年齢)になる前に僕が先に10歳になってやる!!と意気込んでた。
「どうすれば年を取れるのか?」
「どうすれば兄の兄になれるのか?」
子供なりに必死に考えた。
小6(11〜12歳)の教科書を理解できるようになったら?
兄の身長を越したら?
兄よりもシワが増えたら??
お分かりだろうが…当時、低学年だった僕は、僕なりに悟った。
映画「天気の子」でこんなセリフがある。
「この場所から出たくて、あの光に入りたくて、必死に走っていた。そしてその果てに 君がいたんだ。」
主人公の帆高くんが、閉鎖的な小さな村から東京というキラキラした街に行きたいと必死に走ったものの、その先は行き止まりだったというシーン。セリフでは、君がいたとあるが…
僕が兄の年齢を追い越そうと、必死に考え、頑張った先にあったのは
"不可能"という現実だけだったー。
どうあがいても、兄は僕の兄で、兄にとって僕は一生、弟だ。
サンタさんの正体より先に、わかった事実だった。
あの時の悲しんだときの気持ちを今でも忘れていない。
話を戻そうー。
そんな僕にとって、優秀だと思う後輩くん(大学1年生)
名前はYくんだ。
Yくんとの出会いは奇跡に近い。
さらば青春の光風に言えば、「漫画やん!?」
能ではないので注意!
彼との出会いを通して、意外にも日本って小さいんだなと思った。
それを可能にしたのが、ツイッターやFacebookなどのSNSだし、アップルやマイクロソフトなどの通信デバイスだ。
代表して、マークザッカーバーグ氏に表彰状を送りたい。副賞の賞金は「リブラで!」って言われたら、大変困る。
Y君は、気付いていないかもだが…
僕は彼からいろんなものを受け取っている。
彼の優秀さを「一言で言え!」と言われれば、
僕は泣き叫ぶだろう。「イエーン(涙)」とー。
つい最近、教授の部屋に訪れたとき、教授に「君の文章は親しみ深いが、冗長的だ!」と言われた。
改めて、そう思う。本題に全く進んでいない。
彼の優秀さは、「行動力」だと思ってる。
これに関してはまた別の時に書くつもりだ。
Y君は僕にいくつかの気づきを与えてくれる。
8割は彼の気づきだが、2割は僕の吸収力だ。
もし、吸収力が2割のオムツが販売されたら、クレーマーの嵐だろ!
「垂れてきたんですけど(怒)どうしてくれるんですか!!?」
ちゃんとパッケージの表示を見ていなかった人も悪いのかもしれない(笑)
そんなY君から僕が吸収したこと、
学ばせてもらったことを今回は紹介する。
今日はその第一弾である。
まず、初めに…
「大学生は羨ましい」
と僕は思う。
「ずるい!」と思う。
大学生の自分が言うから、おかしな話だが…
2年後、卒業している自分は間違いなくそう思ってるから、おかしくはない。
(この記事を読んでいる人が2022年1月16日かもしれないので…)
◉大学生は、お金はないが時間はたくさんある。
一方で、
◉社会人は時間はあまりないが、お金はまあまあある。
どっちに魅力を感じるだろうか?
これだけでも、十分議論するだけの価値はあると思うが、今日はやけに鼻がムズムズするので、スキップさせてほしい。
今となっては、資産家のソフトバンク創業者の孫正義さん。
「人生で若い時は二度と来ない!」と、
若いことの良さを語っている。
そんな若い時期において、一番自由度の高いのが大学生なのではないだろうか。
自由って何か?ひとそれぞれ答えは違うと思う。
僕個人としては、
①選択肢が複数あること
②選択肢を選ぶ権利、選ばない権利があること
③選んだ権利が誰にも邪魔されないこと
小中高は、校則という意味のわからないルールでいろんな規制があった
「髪型の自由」を争った判決などは有名だ。
髪型を自由に選べない。
髪が長いというだけで、こっちが払ってる身なのに、卒業アルバムの写真すら撮らせてくれない。
校則は大事だと思う。学校は社会に出る前のルールを学ぶ場所であるから、ルールについてきちんと教える必要はある。
僕が通っていた高校は、一度どこかしらの部活に入らないといけないという"絶対的なルール"があった。
遊園地に5000円で入場したのに、アトラクションごとに、さらに搭乗料がかかる。「はあ!?まじかよ!」って思うだろう。せっかく5000円払ったのに、何もアトラクションに乗らずに帰る方がバカバカしい。人々はそう思って、泣く泣くお金を払うだろう。
社会人はどうだろうか?
お金はまあまあ、あるが時間がない。
通勤往復で何時間も時間を取られている人はなおさらだろう。少ない時間のなかでメールチェック、新聞、本を読む、ジムに通う、英会話スクールに通う人がいるが…
「化物かよ…!?」と内心、思ってる。
つまりは、よっぽど時間を作るための努力をしなければ、何もできないで1日が終わる。
社会人が自分のために投資できる時間は、
24時間という決められた時間から、
・睡眠時間
・仕事時間(移動、身支度も含む)
・生活時間(食事や風呂の時間)
を差し引いた残りのわずかな時間である。
その自由に使える時間を、可処分時間と呼ぶ。
(所得から税金を差し引いた、自由に使えるお金を可処分所得と言い、それをもとに作られた言葉)
社会人は、可処分時間が少ない。
それでも、有効に使い、賢く転職、副業をする人がいるので、驚きだ。
ここで言いたいのは、大学生は可処分時間が長いということ。
「えっ?アルバイト漬けなんだけど?」っていう人もいるだろう。
おそらくその人は、可処分時間をアルバイトに使ってるのではなく、学業時間をアルバイトに使っている。
大学生の
可処分時間=
24時間-(学業時間+課外活動時間)-睡眠時間-生活時間
である。
そのうち、バイト漬けの大学生は、学業時間もしくは睡眠時間を潰してバイトをしている。
もしも可処分時間を潰して、アルバイトに長い時間、費やしている大学生がいるなら、すごいと思う。
学業とバイトを両立させているってことだから。
少なくとも一年前の僕は、学業時間を疎かにして、バイトに邁進していた。
「大学生は、お金はないが時間がある!」の時間とは、この「可処分時間」が長いということ。
この、与えられた可処分時間を何に使うかは自由。
大学生は自由な時間が多く、いろんなことに挑戦できるのだ。
おそらく、Y君は可処分時間を有効活用できる力がある。
面白いのがYouTubeの使い方だ。
YouTubeで動画を見る=可処分時間を使う
ということだが、YouTubeに可処分時間を使ったうえで、同じ可処分時間で勉強しているらしい。
うん??どういうこと??
最近流行のASMSという、集中しやすい音を聞きながら、勉強している。2つのことを同時に行なっている。
可処分時間を有効活用するために、ダブルでより効率を求めて勉強している。
同じYouTubeでも、人によってこれだけ使い方が異なるのだ。
Y君は、僕に対してこんなことを言った。
「僕は大学生にしかできないことをやりたいんです!!!!!」とー。
大学生という、自由と時間(可処分時間)が長いという
2つのメリットを大いに生かそうとしている。
なるほど…。彼がこの後なにをするかは僕にもわからない。
ただ、僕は信じてる。
彼は可処分時間の使い方がうまい。
きっと、僕をワクワクさせてくれるだろう。
(終わり)
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