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大園桃子ちゃんを忘れられない

乃木オタを10年以上してきて、たくさんのメンバーの卒業を見てきたし推しメンの卒業では頭がおかしくなるくらい泣いて最後のミーグリを全然当てられなくて自暴自棄になって、でも卒コンでは良席に入れて報われた気になって、今の乃木坂を純粋に楽しんで5期生を好きになって。

乃木坂46にはたくさんの感情を貰ってきて、メンバー全員が愛おしくて大好きなんだけど推しメン以上に忘れられなくて苦しくて惜しい存在がいる。

そんな子の卒セレが遂にのぎ動画で配信されたから。
ずっと書くだけ書いてそっとしまっておいたこの気持ちを公開しようかな。


大園桃子ちゃん

本当に不思議な魅力を持った子だった。
今アパレルブランド社長として活躍してるけど、失礼ながらやっぱり私が見たいのは「乃木坂46」の大園桃子。

1期生という特別な感情を抱く期でなければ推しメンにするほど正直特別顔がタイプなわけでなかった。
それでもライブで推しメン以上に目に入って、その笑顔に涙が自然に出てくるのは彼女だし彼女の卒業発表から私の中での乃木坂46の時が止まってる。

大園桃子ちゃんと乃木坂46の2人のストーリーは、まるで1本の映画を見ているみたいで苦しくて美しかった。

オーディションのshowroom審査でたどたどしく喋る桃子ちゃんに不思議なくらい引き込まれた。
嘘偽りなく喋ってるのだろう。
目がきらきら輝いていて、一切曇りのない素敵な笑顔。
怒る時は素直に本気で怒っていて、どこまでも等身大で乃木坂46らしいけどアイドルらしくない子だった。

でもセンターに立たせたら誰よりもアイドルだった。
正直、歴代乃木坂メンバーで誰よりも桃子ちゃんは真ん中が似合うと思ってる。
単独表題センターがなかったのが本当に惜しいくらい。

桃子ちゃんが泣くとどうしたらいいか分からなくて、桃子ちゃんが震えた声で目をぎゅっと粒やながら思い切り叫ぶ煽りに涙が出てきて。桃子ちゃんが嬉しそうに麻衣ちゃん(白石)のところへ駆け寄って、かずみん(高山)や沙友理ちゃん(松村)も一緒に桃子ちゃんを撫でて可愛がって。
そういった風景が見られる乃木坂46が大好きだった。

ドキュメンタリーでシンクロニシティがレコード大賞を取った時、「乃木坂も悪くないな」彼女はそう言った。

乃木坂46のメンバーから出るとは到底予想できないこの言葉に心底心を掴まれたし、正直アイドルになることすら不本意であっただろう彼女がそう思ってくれた事実になぜだか物凄く安堵したことを覚えてる。
大園桃子ちゃんが辛い思いをしてなくて、笑ってくれていることがそのときの私にとって乃木坂を推すという意義の一つだった。

名前は控えるけど推しメンは桃ちゃんと仲の良い先輩だった。
彼女が何回も口にしていた「桃子を守るからね」という言葉が印象深い。
推しメンだってまだ若くて優しくて脆くて弱い女の子なのに、桃ちゃんの向かい風を全て追い払おうとしていて、加入して間もない桃ちゃんにタメ口を許して特別可愛がっていた姿が好きだった。

先輩にも、同期にも、後輩にも愛されてた子。

桃ちゃんの歌声が好きだった。
か細くて震えそうなのに真っ直ぐで、心にスっと入ってくる声をしているの。しっかりとソロの声を初めて聞いたのはいもうと坂の「言霊砲」で、サビラストの「ブツブツ言ってる」のかすれそうな声が可愛くて大好き。

あとはなんと言っても「友情ピアス」。
遠藤さくらちゃんの声も桃ちゃんと似た雰囲気で、心に響く声をしてるの。その2人が大きいアコギを抱えながら向き合って、にこにこ歌う姿がすごく可愛い。
生田絵梨花ちゃんや川村真洋ちゃん、伊藤純奈ちゃんみたいに声に芯があって音程がピッタリとハマって誰が聞いても上手い!気持ちいい!っていう歌声ではないのに、私は桃子ちゃんの歌が一番好きだったんだよね。
桃子ちゃんの歌声が聞きたくて、ライブに行ってたんじゃないかなってくらい大好きな歌声。

46時間テレビのときだっけ?
前すぎて曖昧なんだけど、桃子ちゃんが歌った「変わらないもの」。
本当に大好きって言うか、大袈裟に感じるかもだけど私の人生で最も心が洗われたって言うか、心が震えた4分間なの。
ずーっと画録を大切に残してて、だいすきだなあ、と思う時間が好きなんだよね。

そんな私がずっと救われてる、卒業後にアップロードされた桃ちゃんの歌声。
絶対聞いて欲しい。


桃子ちゃんのいる場所が、センター。
本当に、輝きすぎてると思う。

なんでこんなに引き込まれるんだろう。
桃子ちゃんが単独で立った表題曲はないけれど、どの曲でも桃ちゃんがいる場所がセンターじゃないのかと錯覚するレベルで見入っちゃうんだよね。

それこそ帰り道は遠回りしたくなる。
七瀬ちゃんの卒業曲だし、当然主役もセンターも七瀬ちゃんなんだけど3列目の真ん中からすごい笑顔で出てくる振り付けのときの桃子ちゃん。あの瞬間だけはその場を桃ちゃんが支配してるように思えちゃったり。

いないのに、三番目の光や思い出ファーストを3期生が披露した時にはそこに桃子ちゃんがいるようにすら思えちゃう。
本当に不思議な存在感。

ありえないくらい、アイドル大園桃子が大好きなんだよなぁ。

別に推しメンがいたから桃子ちゃんに対して一体なんの感情を抱いていたのか未だに分からないんだけど。
世界の誰よりも笑っていて欲しくて、絶対に傷ついて欲しくない存在かなぁ。

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