京の大和撫子、ナナニジ(22/7)の支え手、涼花萌（すずはなもえ）

前記事でナナニジメンバーはみんな優しくてかわいいと書きました。涼花萌は一言で言うとどんな子か？優しくてかわいいんです。

京都出身、涼花萌。長い黒髪にかわいらしい声。鳥が大好き（鶏を食べるのも好き）。リカちゃん人形を愛し、裁縫が得意で、お洋服だって作れちゃう。お料理も好き。性格は、おっとりとしていて、でもちょっと毒もあって、さみしがりやで、やきもち妬きで、まさに女の子らしい女の子。

わりと不思議なところもあり、自称妖精さん。いつも笑顔で冗談ばかり言っているので本心が見えづらい。あのなごみんからもヤバい人と言われていたり。

これだけで十分過ぎるくらいキャラ立ちしているのですが、萌ちゃんファンには怒られるでしょうが、私は萌ちゃんはナナニジの中であまり目立つ子ではないとも思うのです。ぶっちゃけナナニジメンバーはみんなかわいいので、萌ちゃんは「ナナニジの中で一番かわいいメンバー」なのではなく「ナナニジメンバーの中で自分のことをかわいいと一番言わせてくるメンバー」だと思ってます。それはそれでとってもいいキャラなのですが。

でも、私はナナニジの中で一番優しいメンバーを選ぶとしたら、それは萌ちゃんだと思っています。

それは最初の最初からで、なごみんがナナニジのオーディションで課題の「1人でSHOWROOM配信」ができなくて困っていたとき、一緒に配信をして助けたのが萌ちゃんというエピソードを聞いたことがあります。ルール違反で怒られたそうです。でも、大事なオーディションで、規則破りして自分の合格を危険に晒してまで他の子を助ける子なんています？それで合格になっちゃうのが、良くも悪くも漫画的というか、秋元康のストーリー重視路線ではあるのですが。

6人のメンバーを失ったナナニジが崩壊しなかったのは萌ちゃんのおかげかもしれません。ナナニジ自体が仲の良いグループとは言われますが、それは時に優しさで干渉し合わないという面もあります。萌ちゃんはみんなに積極的に手を差し伸べて、みんなと本当に仲良いんです。仲の良すぎるサリ萌は言わずもがな、なごみんとも仲いいし、かなえるとも長時間電話とかお出かけとかしてるし、れいにゃんとはアポロコンビ（涼花萌ちゃん演じる神木みかみちゃんと立川絢香ちゃんの配色）だし、詩ちゃんともよく一緒にいます。ただ親友というだけでなく、細かい発言や映像を見ていると萌ちゃんの優しさや気配りが滲み出ている言動が本当に多いんです。しかも本人あんまり覚えてなかったりするんですよ。

女性の主体性が完全に認められるようになった現代、控えめな大和撫子という言葉も、女性への褒め言葉として安易に使ってよいものではなくなりましたが、可憐に美しく咲く萌ちゃんはまさに大和撫子。多様性の現代であるからこそ、男女関係なく謙虚で自分より他人を立てる人が評価されてもよいと思うのです。