ナナニジ年齢非公表問題

原則として22/7（ナナブンノニジュウニ）のメンバーの年齢は非公表となっています。原則と言ったのは「めざましテレビ」出演の関係で、麻丘真央の年齢が19歳であることが公表されているためです。

一部の公式インタビューや、本人の発言により、ほとんど年齢がわかっているメンバーもいますが、この記事では具体的に誰々が何歳くらいという話は触れません。ここでは、なぜ22/7（ナナニジ）は原則年齢非公表なのか？という話だけをします。

公式としては、初期の頃に秋元康のインタビューで見解が述べられていて、wikipediaにも書いてありますが、ざっくり言うと「キャラクターを演じる声優なので」ということで、等身大や親近感が求められるAKBとは違うということが言いたいようです。

しかしこれも不思議な話で、声優さんには年齢を公表している人のほうが多いです。たまに、「ナナニジメンバーが声優として売れないのは年齢を公表していないのも一因だ、売れっ子の声優さんは全員年齢公表している」とか雑な話する人がいるので反例を置いておきますね。

種﨑敦美 - Wikipedia

まあこの人に関しては天才だし経歴が特殊ということもありますが、若手のルーキーでも立花日菜さんとかいるわけで、年齢非公表が少数派とはいえ非公表を選ぶ声優さんもいるということは、プロフィールを隠すことで声優として冷遇されるとは考えていないというだと思います。

では、逆に年齢を公表しないメリットとはなんでしょうか？特にナナニジには年齢を公表しない明確なメリットが存在します。
それは多くのメンバーの見た目や印象の年齢が実年齢より若いことです。そのような場合実年齢を公表しないほうが若く見られて得をします。

もっといえば一部のメンバーの見た目や情緒が年齢に比して幼い。センターを多く務めるなごみん（西條和）が代表例です。

そして極端なメンバーを見てると他メンバーも十分おかしいことを見失うのがナナニジあるある。なごみん以外にも、見た目が若かったり年取らなかったり情緒が子どもっぽかったりする子が本当に多いです（芸能界は大人びてる子が多いし、あと漫画やアニメのキャラも高校生はかなり大人びて描かれがちです）。情緒というのは決してわがままとかそういうわけではなく、すぐ泣くとか子どものような興奮や喜び方、あるいは心配事をするとかそういうやつです念の為。

見た目と言動が特にロリっぽいと言われるのは、めいめい（現・樺島光）、れいにゃん（現・佐倉初）、るーりー（現・吉宮瑠織）、りのち（望月りの）。

ロリっぽいとはいかなくとも年を取らないと言われる萌ちゃん（涼花萌）、益々美しいと言われるちはるん（千春）。制服の好きのみずはん（現・倉丸莉子）、自称17歳でそうでなくとも記事に年齢間違って若く書かれがちなサリーちゃん（天城サリー）も心はいつまでも若いです。

ナナニジラジオ#144で、メンバーの精神年齢の話題になっているのですが、主にサリーちゃん曰く、るぅちゃん(四条月)9歳反抗期なりたてだとか、相川奈央精神年齢一桁とか、椎名桜月18(まだ他人を諦めていないので)、りのち(望月りの)11歳 or 6歳 or 3歳とか、えまかっちゃん(月城咲舞)12歳サッカー少年とか、まおすけ(麻丘真央)13歳 or 6歳とか、散々言っています。まあこれは後輩たちはまだまだ若いぞというリップサービスなのかもしれません。逆に萌ちゃんや詩ちゃんは感情的な問題を自分で処理でき精神的には大人であると褒めています。なごみんは精神年齢「まだ生まれてない」と切り捨てました。

私は基本的に、年齢非公表に賛成です。年齢を公表して、「〇〇歳なのに」みたいなのを周りから言われるの、よくないと思うんです。世間から散々批判もされていますが、未熟を愛するのは秋元系アイドルの真髄でもあります。「大人」ってそんなにいいですかね？失っているものたくさんあると思いますよ。

（アイドルグループである以上仕方がないとはいえ）運営のせいでメンバーの様々な自由が奪われているという側面はあると思うのですが、卒業しても年齢を公開しない元メンバーも複数いますし、メンバーは本当は「年齢を言いたいはず」というのは公開派の邪推に過ぎないです。

ただ、年齢非公開で損をしているメンバーもいるというのは事実であると思います。実年齢が若い場合は、本来年齢公表も大きなアピールになるからです。具体的には初期メンバー最年少のれったん（2001年生、現・日永麗）は年齢を公表していたほうが大きなアピールになったでしょう。新メンバー最年少の雨夜音（あちゃん）も然り。彼女はどう見ても若いので関係ないかもしれないですが。まおすけの年齢公表にも年齢公表が得になるという打算はあると思います。現最年少メンバーのえまっちゃ（月城咲舞）は実質自分の年齢（学年）を言ってしまいましたが、そういう事例には叱るのではなく柔軟に対処して、各メンバーに損がないようにして欲しいと思います。