コロナ禍の2020年、そしてその余波がいまだ抜けきれない2021年も12月を残すのみとなりました。世界的な流行も、2022年末には収束するという見通しもニュース等で散見されますが、はたしてどうなるのでしょう? さて、ちょっと前に会社四季報の記述についての考察(見出し編partⅠ)~第4章~というのをやりました。この記事の中で出てくるエムスリー(2413)のサンプル見出し数が55コマだったのですが、この見出し編を他の個別銘柄に適用するにあたり、ある程度サンプル見出し数がないと
年度 売上高 営業利益 経常利益 純利益 単位(百万円) 2005.3 2,276 895 872 493 2006.3 3,854 1,683 1,694 991 2007.3 5,729 2,667 2,779 1,609 2008.3 7,457
コロナ禍の発生により、誰もが何らかの影響を受けざる得ない状況となりました。金融市場の動揺、実体経済への打撃、オリンピック延期をはじめ平常開催の娯楽・スポーツは皆無、TVをつけても無観客で何とか行われているのは競馬だけという状況です。こういう時は力を抜いてCoffee break、競馬の話題で一休みといきましょう。 競馬の話題といっても何を取り上げればいいのか迷うのですが、遅ればせながら今年2月に行われたフェブラリーS(GⅠ)を取り上げてみたいと思います。今年のこのレースのポ
年度 売上高 営業利益 経常利益 純利益 単位(百万円) 90.2 13,825 878 910 409 91.2 15,996 1,014 1,082 468 92.2 17,542 1,093 1,218 566 93.2 17,773 1,270 1,351
昨年秋頃から米国市場を中心として世界的に株価が大きく下落し、景気敏感株と言われる日本株もいつにも増して不安定な値動きを続けています。この先、日本株は一体どうなってしまうのか、強気派・中立派・弱気派とそれぞれ見方の分かれる所だと思われますが、結局は各自どれかのスタンスを選ばなければなりません。私のスタンスはと言いますと、端的に言えば「Nikkeiに選ばせる」というものです。そこで今回は、私の日経平均株価の読み方とその判断のベースについて書いてみました。歴史的経験則に基づく私なり
サステナブルな高成長を続ける高収益企業を巡る旅~第2章~を書いたのが2017年9月24日、本日は2018年9月24日ですから今日でそこからちょうど丸1年が経過しております。第2章では、「儲かる企業と同じように設計されたビジネスモデルを持っている企業は、同じように儲かることが多いはず」という仮説のもと、比較会社に「ふるいに耐えた10銘柄」を「複数」持っている銘柄を5銘柄選び抜きました。今回は先に取り上げた5銘柄の年間パフォーマンスをチェックしてみることにしましょう。 ベンチマ
続いて材料欄を見ていきます。前回は業績欄を見ていきましたので、今回は材料欄と見出し編の結論をまとめていきます。エムスリー(2413)の過去の見出し(材料欄)は以下の通りです。見ていきましょう。 【使途】【展望】【米国】【海外】【会員数】 【新規事業】【海外】【米国】【海外】【展開策】 【新事業】【布石】【布石】【海外】【海外】 【新展開】【新展開】【TOB】【M&A】【M&A】 【合理化】【M&A】【投資】【M&A】【M&A】 【突破】【海外】【構築】【M&A】【がん】 【
早いもので2018年ももう少しすると上半期が終わってしまい、1年の折り返し地点に差し掛かります。先取り大好き投資家の皆さんに向けては、月日の経つよりもさらに一足早く夏に向かうべく、6月15日に最新の会社四季報夏号(2018年3集)が発売されています。そこで今回は、会社四季報の記述(コメント)部分に焦点を当て、「四季報には何と書かれていればいいのか?」について考察してみます。 ご存じのように、会社四季報には多種多様な全上場企業とその関連情報がぎっしり詰め込まれており、これが1
さて、またしても半年近く空いてしまいましたが、前回第2章とした以上、たった2章で旅が終わってしまうというまさかの1泊2日はなるべく避けねばなりません(笑)。 時が経つのは早いもので、サステナブルな高成長を続ける高収益企業を巡る旅~第1章~を書いたのが2017年1月末、現在は2018年2月なのであれから丸1年が経過しています。いい区切りなので、今回は先に取り上げた10銘柄の年間パフォーマンスをチェックしてみることにしましょう。 ベンチマークとして2017/1/31~2018
さて、半年以上空いてしまいましたが、前回第1章とした以上、続きを書かなくてはなりません(笑)。前回の第1章では、最高の企業とは「サステナブルな高成長を続ける高収益企業」という仮定のもと、全上場企業の中から3つのふるいに耐えうる銘柄を10社選び抜きました。 今回はその10社を使って、稼ぐビジネスモデルを持っていると推定される企業を見ていきたいと思います。誤解を恐れずに言えば、「儲かる企業と同じように設計されたビジネスモデルを持っている企業は、同じように儲かることが多いはず」と
世の中には数えきれないほど多くの企業があり、その中でも特に優れた企業が上場まで辿り着くことになります。しかし上場してもそこからがまた大変、上場企業の長期の株価チャートを眺めて見れば、衰退し、退場していく企業あり、現状維持で精一杯の企業あり、どうにかこうにか何とか発展していく企業あり、種々諸々、しかし中にはとんでもない株価上昇を成し遂げる企業があることに気づきます。 こういったとんでもない株価上昇を成し遂げる企業は、他の企業と一体何が違うのか?結論だけを端的に言えば「最高益を
投資本は片っ端から読みまくってきましたが、参考になる本もあれば駄本も多く、当り外れがあります。しかし投資本は価格も比較的高額かつページ数が多いので選択ミスはなるべくしたくない…。そこで昔の自分に紹介するならという視点から、今まで読んだ市販の投資書籍の中から成長株投資で成果を得るためにマストな7冊をセレクト。1冊ごとにコメントもつけました。成長株投資のための投資本をお探しの方は是非どうぞ!