涅槃と遊戯王
そもそも、我々は合理的ではない。
何故かというと、勝利を目的としたデッキ構築ではないからです。
勝利という大きなコンセプトを失った人は、何をもってデッキを構築するのでしょうか。人それぞれという便利な言葉か、はたまた承認欲求か。
それぞれは人それぞれ美しいと思うが、私個人が思う美しさはわからない事です。
わからないって一番楽しいんですよ。
わからない程度で投げ出しちゃダメですよ。
わからないってどういう状態かといいますと。
全てのカードプール、カテゴリ、コンボ、ルートを理解した上でどれがデッキにとって最適解なのかわからない事です。
そういえば、フェルマーの最終定理を紐解いた人間は40年の歳月をかけて定理を証明していたみたいです。誰の手も借りず、たった一人で「このゲームは僕の物だ」と息巻いて証明したらしいですね。
普通に考えたら40年もわからんものに向き合い続けるって可笑しいですよね。でも、彼の言葉通りこれはゲームなんですね。最高のエンドコンテンツなんです。
楽しかったと思います。
少なくとも、このブログを読んでいる人は遊戯王が好きだと思います。
その中で、面白いデッキを見る事。または、面白いデッキを作る事が好きな人が大半だと思います。
なんでもっと構築に向き合わないんですか?
こんなに楽しいのに。
話は変わりますが、僕は音楽から色んな思想を受け取るタイプのポケモンです。特に感銘を受けた曲を貼り付けますのでみんな聞いてください。
最後になりますが、デッキレシピって嘘つかないんですよ。
わかるんですよ、どれだけそのデッキに向き合ったのか。
隠しきれないんですよ、デッキレシピって。
実力が全部出ますよ。
木偶の坊だって、バレちゃいますよ。
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