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自分が生きる世界を美しいと思える余裕を持ちたい

何を見ても美しく見える時がある。近所をただ歩いていても、通勤電車に乗っているだけでも、これといって特別な場所でもない場所で目を奪われる瞬間がある。

自分が生きている見慣れた場所も美しいと感じられることを教えてくれたのはアニメで、「耳をすませば」を映画館で観た時だった気がする。1995年公開の映画だから、もあ20年以上前のことになる。冒頭の主人公が住む街の描写に魅了され、その後に自分の世界を改めて見てみると「案外きれいなんだな」とか考えたりしていた。

その後、映画にしろ写真にしろ、日常を美しく象徴的に切り取る世界がたくさんあることを知り、ふとした瞬間にその辺が美しく見えることがあると、ちょっと立ち止まって楽しんだりした。

ただ、こうした景色は仕事が忙しすぎたり、何かに焦っている時にはなかなか気付けなかったりする。今はスマホをいくらでも見ていられるので、全ての余暇時間の目を小さな画面に奪われることもある。

日常の景色を美しいと感じられるゆとりはある程度意識的に持ちたいなと。そういう話。

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