知らない才能
この箱は平成14年に、産直を始めた時に作ったダンボールの箱です。
この側面のポンカンのイラストは、洋子さんが5分で書いたものです。
当時は何の知識もなく、とにかく箱を作ればいいや、という感覚でした。「まぁ素人ぽくていいじゃろ」というくらいです。
その後、洋子さんが絵を書くのを見るのは、アンパンマンの絵くらいです。
先日、3才の孫にせがまれた、と言ってこのカレンダーにこの絵が書いてありました。(なぜカレンダー?)
ソフトクリーム・ちょうちょ・トンボ、とても上手です。わたしには、逆立ちしたって真似できません。
わたしの口癖は、「人間には得意なことと苦手なことがあるから、できないことを、とやかく言ってはダメ」と言って、日常生活の洋子さんからの細かなダメ出しを、かわしています。
結婚38年になりますが、つれあいの隠れた才能に初めて気づいた気がします。
お互いの、眠っている才能。
はたして、どれくらい開花して一生を終わるのでしょうか?
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