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【雪の結晶と雲のでき方】

和歌山にいる生徒はほとんど雪の結晶を見たことがありません。
教室の中で人工雪をつくり成長していく様子を観察します。
しくみ図鑑をApple Booksに出版できたことを報告しました。
みんな喜んでいました。

<今日の雲> くもり 高層雲、層積雲
先週の暖かさと打って変わってとても寒い

<平松式人工雪発生装置>
・高校の先生が考案された方法で授業時間中に雪を観察します。
・ペットボトルに水蒸気をためてドライアイスを砕き冷やす。
 カメラで撮影してモニターを常時表示しておき時々見る。
 だいたい20分くらいで育つ

<雲のでき方>
・雲ができるとき
  空気が上昇→気圧が下がる→空気が膨張→気温が下がる
  →露点に達する→水滴ができる
・雲が消えるとき
  空気が下降→気圧が上がる→空気が圧縮→気温が上がる
  →湿度が下がる→晴れる
・ペアになり、雲ができるときと消えるときを確認
・水蒸気量のグラフを見ると寒くなるほど湿度が上がるのに
 なぜ冬は乾燥するのかを考える


・牛乳で積乱雲をつくる 再現イメージのムービーを見る
 https://youtu.be/XwPyPUKBx4g

・雲が上昇する場合をしくみ図鑑のイラストで見て解説

<雪の結晶>
・ワークシートの端に雪のイメージを描いてロイロに提出
 ほとんどの生徒が六角形の樹状型を描いている

 なぜ六角形になるのかを発泡スチロールのモデルで解説

・ベントレーと中谷宇吉郎の紹介
 中谷(なかや)宇吉郎 ”雪は天から送られた手紙である”

・いくつかの雪の結晶を見せて、どれが好きかロイロで投票

・雪の形は上空の気温と水蒸気量で決まる。
・理科室の雪の結晶は樹枝状に大きく育った
 中谷ダイヤグラムによると、約-15度、水蒸気量はたくさん

#ロイロノート

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