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【テルミット反応】

派手な実験は教師も生徒もワクワクします。
以前は理科室でたくさんの火柱を立てましたが
最近は中庭でやっています。

<前回の宿題の解説>
・銅とマグネシウムの加熱時の質量に関する4つの問題
 グループで解答者を決める
 ランダムでグループを指名して、答えと解説を言う
 間違えていたら、グループで相談して再度解答
・金属や酸素の質量が残るひっかけ問題は大抵引っかかる

<ジブリ作品といえば>
・生徒に聞いてみました。
 トトロがどのクラスでも人気

・もののけ姫のワンシーンを見る
 何をしているところかグループで話し合う
・アシタカとエボシが炉の前を通過するシーン

・教科書の製鉄の仕組みを解説
 コークスと石炭を見せて違いを解説

 いろいろな鉄鉱石を観察

 昔は砂鉄を磁石で取った話
 鉄道のレールのテルミットで溶接の話
 酸化鉄とアルミ粉を混ぜたものがテルミット
・テルミット反応の実験方法をムービーで解説

<テルミット反応の実験>
・中庭に出て、実験準備を見せながら実験
 塩素酸カリウムを少し入れたが、入れない方が良い
 酸化鉄が散らばってしまう。
・炎が立つ様子をスロームービーで撮影

・取り出した塊を金づちで叩いて皮膜を割る
・磁石をくっつけて鉄を取り出す

・教室に戻り、トリミングしたムービーをロイロに提出
 みんなで見る

・金属の酸素と結びつきやすさの順(イオン化傾向)を見る
 AlとFeを比べて、Alの方が酸素と結びつきやすい
・化学式を書いてから、係数を合わせて反応式を完成
 できた生徒は、挙手して先生を呼ぶ。
 正解だったら「やるな」と褒めて、次の問いを解く。
 褒められると嬉しいようで、次々と手を挙げる。
 放っておくと、自然と教え合っていた。
・化学反応式を作る問題で残ったところは次回までの宿題


#ロイロノート

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