見出し画像

【新学期はじめの私の仕事】

学校の情報機器の管理の仕事のうち、春は年間の仕事量のうち体感で90%のエネルギーがかかる感じです。しかも、どこかにミスを起こしてしまうと、学校全体に大きな影響を与えてしまいます。慎重にデータを扱わなくてはいけないので責任重大です。データをアップロードするたびに緊張で手や指が震えます。扱う設定項目はたくさんありますが、200ページの独自マニュアルを以前作成したので、それを見ながら行っています。

どんな仕事をしているのかをまとめて整理してみました。

<校務支援ソフト> 
・新入生に関する情報が入ったExcelファイルを預かる
・新入生の氏名、住所等の情報を校務支援ソフトに貼り付ける
・退任した先生を削除して、新任の先生の名前を追加する
・担当教科や担任等の先生の割り当てを設定する
・新2、3年生のクラスのクラス編成をする
・年間行事を設定する
・評価に関する項目を設定する
・指導要録に関する項目を設定する
・出席簿に関する項目を設定する

<Apple School Manager>Apple IDを管理するサイト
・管理用Apple IDに関する6つのファイルを作成
 (corses年度、classesクラス名、students生徒名
  rosters生徒の配属クラス、staff教師の氏名、locations学校名)
・6つのファイルをZip圧縮してASMへ転送
・うまくいかなければエラーを特定してやり直し

<MDM(Jamf Pro)>iPadを遠隔で管理する
・プッシュ証明書を発行してApple Push Certificates Portalに転送
・APCPで発行されたMDMプッシュ通知証明書をJamf Proにアップロード
・ASMからJamf Proのトークンをダウンロード
・Jamf Proにトークンファイルをアップロード
・ASMからVPPに関するトークンをダウンロード
・VPPのトークンをJamf ProのVolume Purchasingにアップロード
・Jamf へ Summaryを送信
・ASMで入力した生徒情報を強制同期する
・生徒のクラスを登録する
・インベントリのプリロードをして、iPadと生徒を紐づける
・スタティックユーザーグループで新学年を設定する

<ロイロノート>毎日使うiPadのアプリ
・在校生の卒業と授業の閉講(昨年度末にしている)
・新任の先生を登録する
・新入生を登録する
・在校生の新クラスを登録する
・新年度の授業登録
・転出アカウントの処理

<Google Workspace for Education>毎日使うiPadのアプリ
・新入生のGoogle アカウントを登録 
・新任の先生のGoogle IDの登録
・グループの設定
  教員(全職員、1年担当、2年担当、3年担当)
  生徒(学年全体、各クラスごとの生徒)

<iPadのキッティング(初期設定)>
(この作業は、他のメンバーと一緒にする)
・箱から取り出してシリアルナンバーを確かめる
・シリアルナンバーの紙をはさんでiPadを保護ケースにはめる
・電源を入れてWi-Fiの設定をする
・アプリがダウンロードされたら、電源を切る
・個人情報が書かれた用紙をケースにはさむ

<新任の先生の対応>
・Google とApple とロイロノートのアカウントの作成
・MacBook Pro とiPadの初期設定
・新任の先生にアプリや端末の使い方をレクチャする
  アプリのインストールの仕方
  Google Classroomでのクラス作成
  ロイロノートのログイン方法

#ICT教育主任
#裏方の仕事
#春は忙しい
#納期は3日間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?