#48　夏といえばのやつ

#47　もうアカン

#46　海はいいな

#45　アニメを見た日記

#44　2021 SUMMER TIME

#43　君はとても優しいから

#42　KALDYの飯

真白の部屋でひとりきり

「どう？元気だった？」 　君は、いわゆる〈イマジナリーフレンド〉というやつなのだろう。 　幼い頃から、瞼を閉じてから意識を手放す間だけ会うことが出来る人がいた。それとは時には友のように語り合える、時には祖母のように私を優しく慰めてくれる、時には先生のように私を諭してくれる存在だった。いつだって私はそれに何でも話すことができたしそれは私の欲しい反応をくれた。くたくたに疲れきった日であろうと君に会いたかったので眠る前にブラックコーヒーを一杯だけ飲む習慣をつけた。寝落ちしてしま

#41　たのしいTRPG-その後-

#40　ラブラブポイントが足りない

#39　たのしい梅仕事

クラスメイトが死んだらしい

クラスメイトが死んだらしい、とは言ってももう15年以上前の出来事である。 同年代の子供も少ないため小学校から中学校までずっと同じ顔ぶれで学校へ通っているような田舎の町に住んでいたため、亡くなったあの子とも面識自体はあった。だが格段に仲が良かった訳でもなく特別な会話をした記憶は全くない。小学生の頃、男女別れて背の順に並んだ時、一度だけ隣になったことがあるかないか……それくらいの薄い思い出しかない。 小学5年生の頃、あの子は入院した。 「彼に渡すための千羽鶴を折りましょう」