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ヤッチャの学校総振り返り

今日は9/25、ヤッチャの学校を卒業して日南を離れてから5回目の朝を迎えた。

濃密な時間を過ごしてきた1ヶ月と比べてしまうとこちらでの生活はどうしても物足りないと感じてしまう。

こっちでの暮らしが良くないものなのかと言われると全くそういうわけじゃない。

向こうでの生活があまりにも濃すぎたのだ。

今の状態にかなり“違和感”を覚えているけどもいつかはこの“違和感”を忘れてしまうのだろうか。

これから横浜に戻って代わり映えしない日々を送っていくうちにここでの経験を忘れてしまうのだろうか。

そう考えるとどうしようもない怖さに駆られてしまう。

なんでなんだろう。

なんで僕はこんなことを感じているのだろう。

人間っぽさ

僕は感情を出しまくる大人が嫌いだ。自分の気分が悪い時に周りに当たったりする大人が大嫌いだ。

だから「感情を出さないことが善」という考えをどこかで持ってしまって感情を出さないようにする、持っても気づかないふりをするような行動をとってしまってたいたのかもしれない。

でもヤッチャの学校では自分の気持ちに素直な人とか感情を出してくれる人が多かったから自然と自分も感情と向き合うことが多くなって気づいてあげることができたんだ。

思えば向こうでは人間関係とか出来事で大きく悩んだし、心が動いた気がする。

これって人間らしさなのかな。

今の自分がそうした違和感を感じているのは、そうした人間らしさを感じることができていないからなのかもしれない。

例えばどんな時に感じたっけ?

壁問題

個人的に結構グサっときたよね(笑)。

これなんの話かっていうと俺と話している時に壁を感じてるんだってさ。

それも1人や2人とかじゃなくて5人も6人もそんなふうに感じてるんだって。その上全員女子っていうね(笑)。

単純になんで?

「みんな仲良くなろぅぜー、ヒャッハー!」的なノリで、仲良くなろうよオーラを振りまいていたつもりなのに全然ダメじゃん!むしろ怖がられてる?

今までの暮らしにおいてこのノリが通用していたのは周りに男子が多かったから?思っててもそれをスルーしてくれてたから?それともこの期間中ににだけ俺は壁を作っていたの?

どれにせよ壁を作っていると感じさせていることには変わりはなくて、どうにかしてこの壁は壊したかった。

最終的にその壁は壊せたのか?って話なんだけど完全には壊せてないと思う。だけど音楽の教科書くらいまでには薄くできたんじゃないかな。

いろいろな人との対話を重ねていくうちに自分の壁を作っていると思われてしまう理由もわかってきてそれを改善しようと努力できてるし、実際に壁を感じるって言われた人に聞いてみても壁はあんまり感じなくなったとも言われたし。

今まで通りの生活を続けてきていたらこの感じられ方とか理由について考えることはなかったかもしれないから今回気づけて本当によかった。すごい人間してたと思う。

団体行動問題

いやぁ、これも覚えている出来事がありますわ。

どんな出来事かって言いますと、3期生全員で遊びに行こうって話になったんですけど、やっぱりやめとくっていう人たちが出てきちゃって結局当初想定していた形とはかけ離れたものになってしまったんです。

責任者的なのをその時は担当していたので結構気張って色々と準備をしていました。

だからごたついて想定通り行かなかったその時は結構くるものもあったよね。

なんでみんな合わせようとしないんだろう、とかなんで俺は1人でこんなにはしゃいじゃってるんだろう、とか。

その時はその気持ちを押し殺して話し合いを進めることに集中してたんですけどその後にみんなと話す機会があって、その時に色々と寄り添ってくれた人もいたりその時の心情を語ってくれる人もいたんです。その時は溢れるものもあったよね。

自分の感じたことを受け止めてくれる人がいたし、みんながどんな気持ちでなんでその選択をしたのか、ということも知れた。

あと、自分がこの役割に相当な熱量を持って取り組めてたのってきっとみんなが楽しめる会にしたいっていう気持ちが強かったからだと思った。

そー考えると俺っていい奴だなーって我ながら思ってしまったよ。

いい奴っぽいって言われることもあったけどちゃんと中身もいい奴でホッとした瞬間でした。これも人間してたね。

とりあえず

特に心に残っているものはこの2つかなー。この2つの出来事を始めとして他にもたくさん心が動いた瞬間があったんだと思う。

その瞬間瞬間が自分にとっての人間をしていると感じられた瞬間なんだと今は思ってる。

悩むことはめんどくさいし辛いことかもしれないけど自分にとって大切なことなんじゃないかなとも気付かされた。

小さな悩みや違和感でもポイ捨てしないでちゃんと拾ってあげて自分の中で消化してあげることをこれからは心がけていきたいって思えた。

ヤッチャ学校で関わった全ての皆さん、心を動かしてくれてありがとう!



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