20年ぶりのGIG♡
どうも、氣志團が好きです。
そうですね、唐突にすみません。
今回は長くなってしまいます。すみません。
私が氣志團ヴォーカル綾小路翔に恋したのは小学6年生の頃。20年前です。笑
当時放送していた学校へ行こう!という番組にメンバー全員で出演したのをたまたま観ていて、彼らの佇まいに一目惚れ。
本当に一瞬のことでした。
その時自分たちの楽曲を演奏したのか覚えていません。ただ男闘呼組のTIME ZONEをカバーしていた映像だけが鮮明に心に残っています。
そこから一気にハマり込み、レンタルショップでCDやDVDを借りてどんどん曲を覚えていきました。当時録音したのはカセットやMDでしたね。
今の子には伝わらないかな。
その翌年母にチケットを取ってもらって生まれて初めてのライブへ。
まさかの人生初ライブは東京ドームのアリーナ席でした。
メンバーの一人は直前の事故により欠席でしたが、とにかくライブは長いしどの曲やってもかっこいいし、何よりセトリが最高で。
本当に行けて良かったと今でも思います。
ですがその後機会をなくして、東京ドーム公演が最初で最後の氣志團GIGとなってしまいました。
それが20年越しに今年すでに3回ライブに足を運んでいます。なぜ?
なんと妹が行きたいと言い出したのです。
私には6つ年下の妹がいます。
今でこそ仲が良いのですが、思春期の頃は荒れた家庭環境の影響もあって大変不仲でした。
不仲というか、お互いを空気のようにしか認識していなかったのです。
私が社会人になるまでまともに話をしたこともありませんでした。
本当に同じ家で育ったのか疑いたくなるほど。
そんな状態だったので、家の中で私が一人氣志團のDVDを観ながら踊り狂っている後方でじっと見つめていたそうです。
「この人たちかっこいいなあ」と思いつつ、そんなこと言っても無視されるか私の機嫌が悪くなると考えて何も言えなかった、本当は東京ドームにも一緒に行きたかったと今年になって初めて聞かされました。
ちょっと。
切なすぎやしないか?
そんなわけで彼女にとっても20年越しの悲願。
今年1月、私より行動的な妹はさっさとチケットを取って「一緒に行こう」と言ってくれたのでした。
二人とも口には出さなかったけれど、内心ドキドキでした。あれから20年です、それだけの時間が過ぎてしまっているということ。
少なからず翔やんの声が出なくなっていたり、私たちが熱を上げていた当時の彼らはもういないだろうと。
それなりの覚悟を持って会場入りしたのを覚えています。
昔と変わらずCOMPLEXのBE MY BABYのSEが流れて、それだけで涙が出ました。
そしていざライブが始まり、私たちのチンケな不安はすべて吹き飛ばされました。
当時と本当に何も変わらない、むしろクオリティを上げてきた彼らの勇姿がそこにはあって。
胸を張ってキッシーズだと名乗りたい。
そう思わせてくれました。
年齢を重ねたからこその重厚感というか、どっしりした空気感があるのに、昔よりもメンバーがチャーミングになっていて不思議。
ブランデーにチョコレートを合わせて嗜んでいるような気持ちでした。
長いと評判なはずのライブはあっという間に終わってしまって、案の定帰る頃にはまた行きたい!と姉妹で大騒ぎしてしまうほど。
などと言ってるそばから次の予定をチェックしつつ、水戸の会場から帰還したのでした。
そこから3ヶ月後の4月26日、綾小路翔生誕GIG参戦が決定。正直チケットが取れるとは思っていませんでした。
六本木の会場では氣志團には珍しくスタンディング。
私も妹も(特に妹は)若い頃からライブ好きでスタンディングにも慣れているはずでしたが、すんごく疲れました。
氣志團は指定席で思う存分楽しみたい。
もみくちゃになるよりもちゃんと翔やんの顔が見たい。オタクは繊細なんです。
でもその日はファンの投票によるリクエスト曲だけのセトリで、胸熱すぎました。
普段はやらないような、それこそ20年やっていなかったような、それでもキッシーズの根強い人気曲がズラリと並ぶライブは圧巻でした。
私が個人的に聴けて嬉しかった曲は
・國道127號線の白き稲妻
・潮騒の子守唄
・330
・朝がくる度
・中之島大橋ブルーズ
・21世紀パラダイム
・黒い太陽
もうほぼ。ほぼレア曲で。
次から次へと演奏されるイントロのたびに大号泣してしまうほどでした。
MCも心なしか翔やんが前回よりも嬉しそうに見えて、こちらもほっこりしながらバースデーボーイのなっげえ話(褒め言葉)をニコニコ聞いちゃいました。
周りのキッシーズの皆さんも、メンバーも同じ面持ちだったと思います。
本当におめでとう。
今でも氣志團を続けてくれてありがとう。
その気持ちだけで過ごせたGIGでした。
そしてつい先日、今年3度目。
ツアー最終日、市川公演。
色々、驚きと興奮の連続でした。
まずは会場入り口のメンバー等身大パネルを撮影中、まさかのご本人登場。
青い先輩、早乙女光。
スマホ片手におそらく有料コンテンツ用の動画撮影をしていたと思われます。
いやあ死ぬほどびっくりしました。
普通にポテポテ歩いて寄ってきた彼には勿論、それ以上にキッシーズの民度の高さに。
誰も取り乱したりしない。ズカズカ近寄ったりしない。静かに彼の動向を見守り、距離を保ったまま声をかけて、反応するヒカルにお上品に手を振り返すだけ。
本当にびっくりした。
だって周りは特攻服や学ラン、ビビッドなメンバーカラーに身を包んだド派手な集団ですよ。
でも本当に本当にキッシーズの方々はマナーが良いです。これまで様々なジャンルのライブに行きましたが、こんなにもヒヤヒヤもバチバチもしないファンは見たことがない。
半分野生のヒカルに遭遇できたことも、ファンの皆さんの心意気に触れられたことも嬉しかったです。
そして席に着いてからも大興奮。
後ろから2列目の下手寄り。狭い上に傾斜のある会場だったので視界は良好でした。
まだ観客がまばらな座席で、ここいいね!と妹と盛り上がりつつキョロキョロしていたら。
同じ列の右手数メートル先。
無期限休学中の元ドラマー、白鳥雪之丞が腰掛けていたのです。
いつも氣志團のライブを観に来ているのはSNSを通して知ってはいました。
私服でしたが一瞬でゆっきだと分かり、しばらく見守っていたのですが、他のファンの女性がこっそり声をかけて写真を撮ってもらっているのを見て速攻で仕掛けに行きました。
妹とコソコソ近づき(不審)「一緒に写真撮ってもらってもいいですか?!」と興奮気味に話しかける私に、彼は優しくダンディに「撮りましょう」と言ってくださいました。
そしてそのまま私のスマホを取り、なんとご本人の自撮りスタイルで3人で写真に収まることができたのです。
ありえない状況に多少混乱しつつも、ゆっきの肌が綺麗すぎて思わずガン見してしまいました。職業病ですかね、ごめんなさい。
ありがとうございます、大好きです!と拙いお礼に対して、ありがとうございますと優しく微笑んで握手までしてくれたゆっきを忘れない。
嬉しいとかを飛び越えてちょっと茫然としながら座席に戻った数分後。
事態はさらに驚きの展開へ。
ゆっきの隣の席に現れたのはまちゃまちゃさんでした。
もうなんだろう今日は。次から次へと。
ご存知ですか、まちゃまちゃさんを。エンタの神様を観てた世代なら必ず知っているでしょう。
彼女は氣志團のメンバー数人と同級生。
実は水戸公演の時にもお見かけしていました。
本当に友達なんだなあと勝手に嬉しくなってその時は終わったのですが、今回は目の前にいらっしゃる。しかもたった今ゆっきと撮影できた。
もう行くしかねえ!
と、再度席を移動してまちゃまちゃさんの元へ。先ほどと同じように声をかけたところ、快く撮らせてくださいました。
わざわざ移動して、撮りやすいように、そして他の方の迷惑にならないように後部の壁をバックにするよう誘導までしてくださって。
感激すぎ。
顔ちっちゃい。相変わらずイメージカラーの緑とオレンジの髪色とコーディネート。素敵。
ここまでの一連の流れがライブ前。
信じられない時間でした。
彼らにとってはプライベートなお時間なので、撮った写真は載せませんが宝物です。
ヒカル、ゆっき、まちゃ、ありがとう。
勿論ライブ本編も最高でした!
ツアー最終日ということもあり、たくさんカメラも入っていました。
え、映像化とか…してくれるのかな。期待してしまうぞ。
この日のMCも翔やんはニッコニコで、勢いがすごかった。心配になるくらい喋ってた。他のメンバーはMC喋んないから飽きてた。
オレンジ色の先輩、星グランマニエはあれ多分立ったまま死んでた。笑
途中で写真撮影タイムまであってこれまたびっくり。可愛く撮ってね、とのこと。
メインフォトご参照ください。可愛いかな。
メンバーがちっちゃくなってぎゅっとなってるだけですでに可愛いわよね。
そして終盤。
氣志團はエンドロールで他の方の曲を流すんだけれど。流れてきたイントロに聴き覚えがありました。あれ、なんの曲だっけこれ、と思っているうちに翔やんの声で聴こえたのは。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、世界の終わりでした。
もうだめでした。死ぬかと思った(何回目)。
この数日前が私の誕生日だったのですが、何よりものプレゼントでした。
翔やんもミッシェル好きなこと、選曲の感性、敬意を感じたカバー。何もかもが嬉しかったです。
チバさんとは違う翔やんの独特な謠声。
一人で大騒ぎしてしまいました。
心からありがとう。
そして本当の最後の最後。
スクリーンに映し出された昔と変わらない、いつもと同じ"氣ィつけて帰れよ!"の文字の後。
8月の台風直撃で延期になっていた八王子公演の振替が発表され、会場大発狂。勿論我々もご多聞に漏れず。
チケットはすでに手元にあるので、また行ける。今度は11月です。
8月は悔しい思いをしたので、嬉しくて嬉しくて嬉しい。
ここまでベラベラと書き殴ってきましたが、何が言いたいかって氣志團最高だよってこと。
ワンナイトカーニバルしか知らないよって方はぜひ他の曲も聴いてほしいですね。
かっこいいので。
綾小路翔しか知らないよって方はぜひ他のメンバーの魅力も知ってほしい。
素敵な人しかいないので。
あとGIGにぜひ行ってみてほしい。
めちゃくちゃ楽しいので。
翔やんがいつも言うけれど、氣志團のGIGは予習不要。何も分からなくても大丈夫。
彼らは誰のことも置いて行ったりしません。
キッシーズは振付ガンガン踊るけど、踊れない人を馬鹿にしたりしません。
メンバーのうちわも売ってるので、アイドルのライブ好きな人とかもきっと楽しい。
何を隠そう私自身過去にジャニオタの道も通ってきた一人です。笑
ナイスミドルな昔からのファンの方、若者たち、キッズ、本当に幅広いファンの心を掴んで離さない氣志團。
これからもずっと大切で大好きなバンド。
愛羅武勇。
たくさん書けて嬉しかったです。
忘れたくない思い出を残すための1ページ。
それでは、また。
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