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飾らない容姿

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飾らない容姿を目指して。誰かの目ではなく、自分の心を基準に。
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横になる

いつかのタイミングでもっとnoteを書きたいと何かに向かって宣言していたのに、どこでどう忘れていつなぜそんな自分を許していったいどんな気持ちで数ヶ月を過ごしていたのか、いつの自分に問えばいいですか? 今日は料理をしたくない。でもそれはあまりにも自分を甘やかしすぎだから、もしコンビニに寄るとしたら食べた後に部屋を片付けたりしなさいよ。そうやって自分にお説教をしていたのに、どこでどう忘れ……。 それは、食べた後に音楽をかけた辺りだよ。2時間くらい経った今もすごくリラックスでき

留学前には髪を黒に染めましょう

高校を卒業した次に卒業したものは、黒髪だ。母には染めないよ、と告げて家を出たが、美容室できっと似合う、と言われ気づいたら私の髪は染まっていた。明るい茶色。それまでずっと同じようなショートヘアをしていたから、髪色が変わるだけでも新鮮だった。このくらいで生まれ変わることはできないけれど、「卒業」が見た目に現れたように思えた。 それから、大学時代はころころと髪色を変えた。部分ブリーチをしたり、髪の内側半分が緑色をしていたこともあった。色だけでなく、かたちも頻繁に変えていた。極端に

インスタ映えはもう飽きた

この話も、もう飽きた話だろうか?だが、少し書かせて欲しい。これは、インスタ映えに飽きてしまったわたしの個人的な話である。 疲れたと言った方が、適切な表現なのかもしれない。 インスタを始めたのは21歳くらいだろうか。当時はまだあまり流行っておらず、旅の写真の中でよく撮れたなぁと思ったお気に入りを、キャプションもないままアップしていた。拡散もいいねもコメントも、インスタ映えも、何も気にせずアップした。 お気に入りの写真が綺麗に並んでいるのが凄く嬉しくて。正方形に揃えられた画

わたしの身体との対話

佐々木ののかさんの、五体満足なのに、不自由な身体を読んだ。わたしとわたしの身体はもちろん一心同体で、同じで、コントロールできて、把握できるものと思っていたが、どうやら違うようだ。 物心ついた頃から、手先の器用さと運動神経について悩んだことはなかった。字もそれなりに書けたし絵も何度かコンクールで入賞した。彫刻刀も使えたし裁縫もできた。スポーツ選手になりたかったわけではないから、小学校1年生から高校3年生までの12年間、スポーツテストでA評価が取れただけで運動神経については満足

目がいいね、と褒められた話

これは決して、目が二重でぱっちりして可愛いね、と褒められた話ではない。まぁ、もしそんな風に褒められたら嬉しいかもしれないが、こうやって文章を書くほど記憶にも残らないだろう。 これは、小学六年生の時、担任の先生にもらった言葉だ。怒られたことならたくさん覚えているけれど、この他に褒められたことは覚えていない。こんなありふれた言葉なのに、なぜそれだけは覚えているのかっていう話。 容姿を褒められたわけではない 褒められたのは、書初め大会の時。書き終わった私に、先生が、習字、習っ