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【ご紹介】YANMAR VENTURES~社員紹介(キャピタリスト/野田晴彦さん)~

投資部門/シニアキャピタリストである野田晴彦 (のだ はるひこ) さんに、インタビューを実施しました。


自己紹介

まずは、自己紹介からお願いいたします。

投資部門に所属しています野田晴彦(のだ はるひこ)と申します。大学卒業後、メガバンクに入社し金融の世界に入りました。学生時代には韓国語を専攻していたこともあってか入社3年目にソウル支店に転勤となり、そこからかれこれ8年弱をソウルの地で過ごしました。担当していた韓国の財閥系企業がオープンイノベーションに取り組み始めた頃で、スタートアップを紹介したことや、出資に関わるファイナンスを支援する中でスタートアップに触れたのが、現在のキャリアを志すきっかけになったように思います。その後、BIG4系のコンサルティングファームや大手エネルギー企業においてスタートアップ投資や協業などの業務に携わった後、ヤンマーベンチャーズが4社目の職場になります。

大学時代から韓国語を学び、そしてソウルにも駐在経験がおありとのこと、それは、韓国語がペラペラ!ということですね!

自慢ではありませんが、実は、韓国語は、韓国語能力検定の6級(最高級)を持っています。

すごいですね!先日、たまたま韓国の方がいらっしゃった打合せで、野田さんが韓国語で会話をされて置いてけぼりになった・・(笑)と、代表からお聞きしました。

韓国語を何故学んだかということもお話したいのですが、とてもながーい話になってしまうので、今日は割愛させていただきます。

いつか、そのお話も聞かせてください。

(2023年野田さん入社後のグループ内広報誌で取り上げられた記事より抜粋)

転職を決めた理由

ヤンマーベンチャーズには2022年に入社されました。ずばり、ヤンマーベンチャーズを転職先として選んだ理由はどこにあったのですか?

「あ、この人すごい人だ!」と代表の尾田さんに初めてお会いした時に感じたことが大きかったように思います。加えて、組織のストラクチャーや人員配置において、この取り組みを成功させるための思い切りの良さと言いますか、ある種の潔さを感じ、そこに経営陣のコミットメントを感じたところも要因の一つです。

なるほど、代表の尾田さんの存在も大きかったのですね。こう言っては何なのですが、尾田さんと一緒に働きたいと強く思う人は、多いように思います。かくいう私も、その一人です(笑)

(米国で受講した研修でのひとこま)

社風

さきほど、組織のストラクチャ―のコメントもありましたが、ヤンマーベンチャーズの「社風」って、野田さんの目にはどのように映っていますか?

良くも悪くも新しい会社ですので、考え方や日々の行動において、とにかく自由に試行錯誤することが求められるように思います。まだ設立から3年しか経っていない新しい会社ですし、メンバーも数えるほどしかいない会社なので、「社風」らしきものは各メンバーの日々の活動を通して徐々に醸成されていくものと思っていますし、そのくらい長く続く会社にしていければ、と思っています。

そうですね。まだまだこれからの組織ですので、ぜひ、一緒に醸成していければと思います。

投資領域、投資先の決定について

キャピタリストとしてご活躍いただいていますが、ヤンマーベンチャーズの投資領域について、教えてください。

投資領域は、①持続可能な食料生産、②GHG削減、③省人化省力化、④体験価値の向上の4つを設定しています。これらに分類可能なバイオテック、アグテック、クライメットテック、AIやロボティクスなど幅広いディープテック領域に投資しています。詳細は、ウェブサイトもご覧ください。

ヤンマーベンチャーズでは、最終的に、どのように投資先を決定しているのですか?

私たちは、投資事業有限責任組合(LPS)を通じて出資をしていますが、GPであるヤンマーベンチャーズの投資委員会が投資先の最終決定を行います。私は、キャピタリストとして投資委員会に意思決定を諮る立場ですが、投資委員会は様々な経歴と専門性を持つパートナーで構成されており、様々な観点からできる限り定量化した評価を行うようにしています。また、ヤンマーグループとの協業により投資先に対して貢献できるかどうかも検討項目の一つとなります。

ただ、どれだけ検討をしたとしても、スタートアップへの投資は数字で評価できない不確実な要素も残りますので、結局のところ、私たちが最終的に「面白い!」と思えるか、という直感も大事になるように思います。

なるほど、確かに、直感も大事ですよね。

キャピタリストとして投資先を決定するポイント

野田さんが個人的にキャピタリストとして投資先を選定し投資委員会に持ち込む上で、大事にしていることはありますか?

まだまだ勉強中の身ではありますが、投資した瞬間から長い期間のお付き合いをさせていただくことになりますので、より良い世界をともに作っていけるか、私たちの目指すビジョンとの整合性を最も大事にしたいと思っています。

野田さんは、いつもご多忙なご様子ですが、とても楽しそうに飛び回っているようにお見受けしています。実際、仕事では、どういうところが楽しいですか?

世界中の起業家と触れ合いながら、考えたこともなかった全く知らない世界に触れたり、私には到底真似できないリスクをとりながら、腹を括って事業に取り組む起業家の方々が起こしていく変化を間近で見ることができることが、とても楽しく、刺激を受けます。

今後キャピタリストを目指す方々へ一言

今後、キャピタリストを目指す方に、どういうマインドやスキルが必要か、野田さんの個人的な意見で構いませんので、教えてください。

私自身も道半ばの身ですのであまり偉そうなことは言えませんが、これまでの短い経験を踏まえて、強いてお伝えするならば、自分の得意分野ではない分野に対する好奇心を常に持てるか、リスペクトを持って起業家と接することができるか、という点は、キャピタリストとして必要であるかと思います。

最後に今後のキャリアプランはどのようにお考えですか?

一度きりの人生ですので、できるだけ自由に生きていくつもりです。

ご協力、ありがとうございました。

(左:UCバークレーにて授業の合間に
右:東京オフィスで、出資先のみなさんと)

一言Q+A

ヤンマーベンチャーズを一言で表すと?

人と少し違うことや、少し変わったことが好きな人たち(?)がたくさんいる会社

野田さんの得意なことは?

妄想(中身は内緒)

野田さんの苦手なことは?

飲酒・長時間労働

最近はまっていること(または、やってみたいこと)は?

エジプト考古学、気象学、ポケモン、他

チームメンバーに向けて一言!

より良い未来の実現のために、引き続きご指導ください!一緒に頑張りましょう!

(ヤンマーベンチャーズ/チームメンバーと共に)