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09.中国・山陰・四国

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2024年4月の記事一覧

八歳の幼帝・安徳天皇「赤間神宮/亀山八幡宮」平家の墓【山口シリーズ】

観光スポットである唐戸市場の近くにある一宮「赤間神宮」。1185年「壇ノ浦の戦い」で、幼くして入水した安徳天皇を祀る神社。竜宮城をイメージしたとされる朱塗りの水天門は、当時わずか8歳であった安徳天皇が「どこへ行くのか」と祖母に尋ねられた際、「波の下にも都がございます」と答え入水したことにちなんでいるそうです。 変更履歴 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽赤間神宮:山口県下関市阿弥陀寺町4-1 戦後に再建されている社殿だが、紅白の塗り

名将・乃木希典「乃木神社/功山寺」高杉晋作ゆかりの地【山口シリーズ】

多神教から一神教にシフトするのが世界の大きな歴史の流れだが、日本は多神教を貫き、あらゆる宗教を許容してしまう。一方、不運な死で祟る人や、歴史に名を残した人は神になる側面がある。歴史に名を残した人は神になる神社の一つが「乃木神社」であろう。 変更履歴 2024/04/28 初版 ▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時 ※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽乃木神社:山口県下関市長府宮の内町3-8  忌宮神社の左側にある宝物殿をそのまま抜けると乃木神社にある。一部、紅葉が残っ

日本三大住吉の荒魂「住吉神社」厳重な物忌み「忌宮神社」はセット【山口シリーズ】

 大阪・住吉大社、博多・住吉神社とともに日本三大住吉の一つとされ、大阪・住吉大社が和魂を祀るのに対し、下関・住吉神社は荒魂を祀る由緒ある神社で「長門国一之宮」である!  住吉神社と忌宮神社の例祭は、境内に注連縄を張り巡らし、一般の人の参拝をできないようにし、神職も境内の外へ出ないという厳重な物忌みが行われる。 変更履歴 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽住吉神社:山口県下関市一の宮住吉1丁目11-1 大阪・住吉大社、博多・住吉神社と

別府弁天池で一躍有名「別府厳島神社/神功皇后神社」【山口シリーズ】

海外旅行者で火がつき、テレビでも取り上げられている。一部の道は狭いが駐車場は完備されて行きやすい。駐車場から別府弁天池までに水汲みが出来る場所があります。 変更履歴 2024/04/26 初版 ▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽別府厳島神社、別府弁天池:山口県美祢市秋芳町別府1578 海外旅行者で火がつき、テレビでも取り上げられている。一部の道は狭いが駐車場は完備されて行きやすい。駐車場から別府弁天池までに水汲みが出来る場所がありま

米紙もオススメ!!国宝五重塔「瑠璃光寺/洞春寺」毛利元就の菩提寺【山口シリーズ】

奈良・法隆寺や室生寺、京都・東寺や醍醐寺などと並ぶ国宝の五重塔が素晴らしい!!山口県県立美術館の仏像展などとセットでどうぞ!!そして途中に、毛利元就の菩提寺「洞春寺」も忘れずに! !2023年修復中のようですね。