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マスクを外さない子どもが増加


”長期の新型コロナウイルス流行でマスク着用が常態化し、素顔を見せることを恥ずかしがる子どもが増えている。専門家は「コミュニケーションの発達や不登校に影響しかねない」と懸念し、子供のマスク着用の弊害を訴える”
ー5月10日付 東京新聞1面

同記事によると、3月にオンライン授業を受けていた小学生の娘がマスクを着けているのを見て不思議に思った母親が尋ねると、「みんな着けているから何となく」。画面の子供の半数がマスク姿だったという。

マスク依存の患者を診てきたという精神科医の渡辺登さんの気になるコメントも紹介されていた。
”従来のマスク依存について「人前に立つことを極度におそれる『社会不安障害』のある方らが、表情を隠すために着用していた」と説明する。依存に陥ると意志疎通が難しく、孤立して不登校やひきこもりになるリスクが増えるという”

日本では他国と比べて高いマスクの着用率により、相対的にコロナ感染の影響が小さかったとも指摘されているが、思わぬ副作用も招いたしまったということだろうか。

記事の中での渡辺さんのコメント:
「子どもは顔にコンプレックスを抱えている場合も多い。感染対策のはずが、素顔を隠すことに利点を持つと、将来マスクを外せなくなりかねない」と強調。「感染リスクがない時はできるだけ外させた方がいい」と指摘した上で、「着用をやめるタイミングを政府が示してほしい」と求める。


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