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産声響くシェルター

”ロシアの軍事侵攻が続くウクライナでは、医師らの奮闘で新たな命が誕生している”
ー4月7日付読売新聞社会面

キーウにある産婦人科病院「ISIDAメディカルセンター」では、分娩室や新生児用の集中治療室を地下シェルターに移し、避難してきた妊婦も受け入れて、無料で対応。2月24日のロシアによる侵攻から4月6日までに85人の赤ちゃんが産声を上げたという。

”最高経営責任者のアンドリー・ビレンスキー医師(51)は侵攻の日から毎朝、スタッフと話し合った。「どんな状況であってもできるだけ多くの妊婦を受け入れ、子どもの命を救おう」。そんな思いで一致した。家族とともに退避するため、何人かがセンターを離れたが、家族を残して戻ってくる人も多かった”

”センターは4月に入り、施設上階にある通常の分娩室を使うようになった。ビレンスキー医師は「この戦いが終わるまで、全力で妊婦や子どもたちを支えていく。ロシアはこれ以上、未来のある子どもたちの命を奪わないでほしい」と訴えた”

どんな困難下にあっても自分の仕事に使命を持って取り組んでいる人々がいることは大変心強く、感謝するとともに、自分もそうありたいと思う。


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