コリアン・カーストと田布施システム

コリアン・カーストと田布施システムを李王家からの視点で解説します。かなりコリアン的な視点となるので、日本人には気分を害する内容となることでしょう。「それでも読みたい」と思う方だけ読み進めてください。

コリアン・カーストとは、家格によって朝鮮半島にゆかりがある人々には上下関係(パワー・バランス)があり、そのことを揶揄する言葉です。トップ層は朝鮮半島の歴代王族の末裔です。歴代王族の中でも上下関係があって、王族として君臨していた年数が長ければ長い家系ほど目上の存在となります。

一番新しい歴代王族となると、第二次世界大戦後に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)でトップを世襲している金一族でしょう。あまり長く君臨すると他の歴代王族と上下を争うことになるので、それは困ったことでもあります。

田布施システムとは、山口県熊毛郡田布施町とその周辺にゆかりのある人々のことです。彼らの先祖は李氏朝鮮の両班で、彼らはその末裔です。彼らは歴代王族よりも格下ではありますが、コリアン・カーストでは歴代王族の次の上層として存在しています。

田布施システムのメンバーは、おそらく、豊臣秀吉が日本に連れて来た両班たちの末裔です。長州藩や薩摩藩に入り込み、明治維新を成功させて、彼らの地位を築いたのでしょう。鹿児島(旧薩摩藩)にも田布施があります。

田布施システムの人々は日本の政界を牛耳っています。伊藤博文から始まって、岸信介、佐藤栄作、安倍晋三と総理大臣も複数。ですが、自由民主党だけではなく、日本共産党の宮本顕治(ミヤケン)も田布施システムのメンバーでした。ミヤケンが活躍していた時代は右も左も田布施システムだったわけで、「国会は茶番だった」そうです。

私がどうしてこのようなことを知り得たのか? 王族は両班を意向や命令で動かすことができます。このパワー・バランス(コリアン・カースト)は世襲制です。李垠は田布施システムよりも目上の立場でしたので、『李王様の意向』で田布施システムのメンバーを動かすことができたのです。

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