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超都会派だった自分が島を好きになったキッカケ

自分は名古屋の郊外育ち。中途半端な都会で育ったせいか超都会思考な子供だった。公園で遊ぶよりショッピングモールで遊ぶのが好きだし、ドッジボールするより最新のプリクラを撮る方が楽しかった。

高校時代も学校帰りは栄や大須商店街に行っていた。名古屋郊外の田舎者が憧れた “THE 都会の高校生”をしていた。

社会人になってからも旅行は好きでよく行っていたけど、どちらかというと街だったり、田舎でも観光地である程度栄えているところを選んでいた。“大自然〜!!!”って感じの場所とは縁がなかった。

ある時、仲の良い友達が「今度与論島に一緒に行かない?」と誘ってきた。

「与論島?どこそれ?」と思ったけど、友達からプレゼンされてなんだか楽しそうだから行ってみることにした。

調べてみると、与論島は鹿児島県の奄美群島にある離島だった。鹿児島本土より沖縄本島の方が近く、鹿児島最南端の場所とのこと。

名古屋からの直行便はないので、沖縄経由で行った。

一泊だけだったけど、修学旅行ぶり2度目の沖縄本島をみんなで楽しんだ。

(この2年後に沖縄の離島で暮らしてるなんて人生なにが起こるかわかんなくて面白いな〜)

天気も悪かったし、沖縄のこと全然調べてなかったから沖縄らしいことはあんまりしていない。けど楽しそう。てかその感じも楽しかった。

沖縄本島から与論島までは、船と飛行機の手段がある。マイナーな激安旅行会社経由で予約した安旅だったので、船で行った。朝7:00に那覇港発。5時までクラブで飲んでたけど、若かったからギリ行けた(笑)

船ではひたすら寝ていたら気づいたら与論島に到着。約5時間ずっと寝ていた、確か。

与論島は2泊3日のスケジュール。

到着した1日目は生憎の雨。ビーチに行く予定だったけど、雨じゃどうしようもないのでキャンドル作りに行ったり、民宿でダラダラした。

2日目は、曇りだけど雨は上がったので予約していたカヤック&シュノーケルツアーへ。

シュノーケルツアーで衝撃を受けたことが2つあった。

1つ目は、カナヅチの自分でもシュノーケルセットがあれば泳げるということ。

2つ目は、海がこんなに綺麗だということ。

「今まで見た海ってなんだったの?ドブ?」と思った。

自分は青がすごく好きなんだけど、水中で見た景色に心躍った。今まで見たどの青よりも綺麗だった。一瞬で海が好きになった。

ツアーが終わってからどんどん晴れてきたので、サンセットタイムにビーチで遊んだ。

赤崎海岸からの夕日。
焼けてて綺麗だった。

そして、3日目!最終日!

朝から晴れ!大晴れ!

大金久海岸から見る “ヨロンブルー”は圧巻だった。

水平線も綺麗〜

前半戦が雨と曇りだったので、みんなテンションぶち上げ。

天気に恵まれないストーリーがあったから、この日の海がより綺麗に思えたし、感動が大きくなった。

ツイてないと思うことって、感動シーンに欠かせない!最高の前振りになる!

綺麗に見える日って当たり前じゃないんだよな。

「晴れの日ってありがてぇ」って心から感じた。

思う存分、晴天の海を堪能した。

与論島の海に感動して、海を好きになって、離島の魅力を知った。

一気に都会派から自然派になった瞬間だった。

この出会いが自分の人生を大きく変えた。

与論島を誘ってくれた友達に感謝。

そして、海の素晴らしさを教えてくれた与論島ありがとう〜

ヨロン最高!!!

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