イベントバーで知り合いを増やすためにやったこと

2019年頃の話です。

場の空気を読むとかがとても苦手なので、じゃあ苦手なりにでも少しずつ人と繋がるためにどんなことしてました、というのを当時を思い出しつつ書いてみました。

おもな現場はイベントバーです。

動機

当時僕がイベントバーに足を運び始めたのは、大学時代までの友人や当時の職場以外で関わる人を増やしたかったからです。

雑な経緯

過去にはアメ横の立ち飲み居酒屋で見知らぬおじさんに話しかけたり話しかけられたりして仲良くなるムーブをしたこともありましたが、疲れるしなんか削れるので長くは続けずやめました。

そういうのをやめてから、えらてんさんの「しょぼい起業で生きていく」がnoteで1日くらいだけ無料公開されていたのをたまたま見かけて、それでエデンを知って行ってみよう、みたいな感じでイベントバーを認知しました。

それで一度エデン本店に行ってみて、「うわーヤバそうな場所があるもんだなー」くらいに思って、そのあとしばらくしてまた行く機会が発生。

当時イベントバーとかの影響もあって各地に存在したお店に足を運んでいたら、気づけばいくらか知り合いが増えていた、という感じです。

具体的にやったことと反省
 

具体的にやったこと。

一定のスパンで足を運ぶ

滞在時間は長くなくていいので、とりあえずイベントに顔を出す、ということを週一くらいのペースでやりました。

余裕があればもっと。逆に余裕が無ければ無理には行かない。

1人で行く

誰かに連れられて行く、というのはあまりなかったです。そもそも知り合いを増やしたいのに、他の人主導で連れられてどーする。

性格的に僕はそういう場合には連れてきてもらった人の側を離れず他の人と話すこともできないので、それならいっそ完全アウェーからやってみよう、という感じでした。

当時初めて行った諸々のお店、初訪問は全部単独です。

イベントをやる

僕が初めて店番というかタイトルのあるイベントとしてお店に立ったの、当時北千住にあった「おまえン家」というお店でした。

タイトルは「自律神経失調症バー」だったかな。当時知り合っていた数人が来てくれて楽しかった覚えがあります。懐かしい。

その後でエデン本店やmojaでもやり始めました。

無理にTwitterのアカウントをフォローしない

「知り合ったのにフォローしないの?」って感じですね。ええ、そうです。その通りです。

 場の流れで「フォローしますね〜」ってやりとりが発生したら話が別です。ただ、なんか遠くの席で会話があって名前も出てて来店ツイートもしてるのがお店のRTで回ってきたけど特段しっかり話したわけでもなくて、くらいの距離感だとフォローしたところでTLにノイズが増えるだけだと思っていました(その感覚自体は今もある)。

その状態だと即ミュートとかしがちなので、だったらちゃんと為人がわかってから(非ノイズ化してから)フォローする方が予後が悪くないなあ、みたいな。

とはいえ今だと「とりあえずフォローしました〜」の流れになりやすくなった体感がありますし、無理なフォローからの即ミュートをすることはほぼなく、初対面でも会話があった上でのフォローが発生することが多いです。

フォローは再会のあとで

当時は「知り合いを増やすと言っても無理やりゴリ押しても意味ないし、だったらちゃんと話ができて繋がれた人とのやりとりや価値観の摂取を大事にしたいな」をかなり慎重にやってました(やっていたつもり)。

その結果、「今目の前にいる人を無理にフォローするのはやめておこう、ここに通っているうちにまた話すこともあるだろうし、フォローする機運があればその時でいいや」くらいのスタンスでいました。ご縁ってそんなもんだろーという。

実際「おっまた会いましたね」から繋がったのは1人2人ではないです。案外覚えてくれていることもあったり、逆にこちらが「この前お見かけした時に話されていたこと、興味あるのですが……」とか話してみたり。

そんな感じで少しづつ話せる人が増えました。

目的はフォロワー増ではなく知り合い増

えっと、これは微妙な線の話かもです。厳密に言ったら、みたいな。

ざっくり言ってしまえば、フォローする&されることによって繋がればそれで知り合いと言うこと自体はできるのですが、それってなんだか一方的な感じがしていたので。

必要なのは、いたずらにフォロワーを増やすことではなく、また今度お店に来た時に話せたり、興味の惹かれる話ができる/してもらえる人と繋がることなわけで、「効率よくフォロワーを増やすゲーム」をしていたわけではないという。この点は地味に大事にしていました。

そして、仲良くなった人のイベントに行くと不思議とまた新しく仲良くなれる人と遭遇しやすかったりも。

反省

社会性のない発言はドン引きされます。今はだいぶおとなしくなりました。

過去の初手ドン引き社会性欠け発言の例↓

基本的に不慣れかつアウェーな場では発言少なめにして端でちょこんと座ってるのが良いです。

半年とは言いませんが、ROMがもたらすのはその空間の社会構造の認知。誰がどんな立ち位置で、リアルの場でどんなことを話す人で、Twitterではどんなツイートをしているかをざっと見て、その上で複数回見かけてやっと会話が発生する、みたいな。

そうしないと、なんかいきなり聞きもしない変な発言をばらまくめんどくさい人になるので(今でもやってしまうことがあるっぽいけど前よりは減った)。

無理してまで行かない

あまり興味のないイベントに「せっかくやってるし行ってみよう」というムーブは諸刃の剣でした。

ほぼ確で未知のジャンルに出会える反面、興味が持てなかった時の申し訳なさ(興味無くて馴染めなくてごめんなさい的なやつ)が発生してかなり早めの撤退をする、みたいなこともありました。


おわりに

最近また新しく知り合う人が多い……というか、意識的に足を運ぶムーブをしているので、初心に返りつつ当時のことを思い出すためにも書き出してみた次第です。

だいたいこんな感じのことを当時意識していました。実際のところ、丸ごと全部意識した通りにやっていたわけではないです。

ただ、おおよその方向性としてこんな感じのことを思ってはいましたよ、というくらいの何か。  

だいぶ知り合いが増えたのも、また今も仲良くしてくれる人が一定数いるのも事実ですし、行動が少なからず実を結んでいるとは思います。

人によってやり方の合う/合わないもあると思いますし、何かしら役立てられることがあれぱ幸いです。

こういうことができるのも、各所にあるお店のおかげです。ありがとうございます。どのお店も末永く続きますように。