見出し画像

晩年のルイ・アームストロング📻Seaside Jukebox: 2024/06/02

<< 最近のお気に入り >>

Dave Holland New Quartet performs "Bring It Back Home"

地味で長めの動画と思って見始めましたが、けっこう中毒性があります。Jaleel Shawのブルージーながらもツヤツヤとしたサックスの音色がたまりません。
穿った見方ですが、デイヴ・ホランドが録音に参加したマイルス・デイヴィスの アルバム”In A Silent Way” のB面、”It's About That Time”に対する(かなりテンポが遅いながらも)彼なりの返歌なのかもと思いながら聴きました。

最新の面白い音楽を探すときは、SF JAZZとNPR Tiny Desk Concert を見るようにしています。今回もいい音楽に出会えましたね。


<< 新譜メモ~YouTubeプレイリスト >>

Laufey - It Could Happen To You (Official Lyric Video with Chords)
Julius Rodriguez ft. Keyon Harrold - Love Everlasting
Avishai Cohen - Courage

Arooj Aftab · James Francies - Autumn Leaves
鈴木真海子 - うつつ
Hamilton de Holanda · C4 Trío · Varijashree Venugopal - Manzanares

Alison Burns · Martin Taylor - Moon River
Tigran Hamasyan - Areg and Manushak
西口明宏 - Alone on the Train to Kofu

9曲41分



<< …and more ~ 晩年のルイ・アームストロング >>

Louis Armstrong - Hello, Dolly! (At The BBC)

1968年のルイはこんなに痩せていたんだ。白人ばかりの観客に向かって、何度もエンディングを盛り上げるタイリー・グレン(トロンボーン)と一緒に、演奏というより奮戦しています。
ルイ・アームストロングの偉業はジャズの基礎を作ったことと、ジャズとポピュラー音楽の橋渡しをしたことだと思います。
親しみやすいショービズとしてのジャズを推し進めていったルイですが、デューク・エリントンと共演した "The Great Summit" のように芸術としてのジャズとも親和性があったと思います。なかなかそういう録音は少ないのですが。

上の動画の音源を含むアルバムは2024年7月12日発売とのこと。
(リンク先:ユニバーサル ミュージック内 BLUE NOTE CLUB)